『ホタテのロックンロール』 安岡力也
『遠い渚』 シャープ・ホークス
7月19日は安岡力也(現・力也)さんの誕生日です。
シチリアマフィアの血が流れていると豪語するイタリア系のクオーター。
確かにあの顔はそれ系です。
10代でボーカル・グループのシャープ・ホークスに参加し、リードボーカルを務めました。
シャープ・ホークスは、歌って踊れるハーフグループというふれ込みだった訳で、
なのでGSといっても、楽器の演奏はなし。
代わりに、バックバンドにシャープ・ファイブというインスト・エレキバンドが付いていましたね。
シャープ・ホークス最大のヒットは、『遠い渚』というフォーク調の曲。
橋本淳・すぎやまこういちというGSソングの黄金ペアによる作品なんですね。
ふたりで砂に書いた 愛の言葉
冷たく 波が消していく
僕の心の 痛みもいつか
遠い遠い 渚に捨てよう
遠い遠い 渚に捨てよう
『遠い渚』
http://www.youtube.com/watch?v=cCaY2tO-CJk
作詞・橋本淳 作曲・すぎやまこういち
♪遠い遠い 渚に捨てよう♪の繰り返しが、何十年経っても、ずーと耳に残っています。
ところで、このシャープ・ホークスの初期のメンバーに加古幸子がいました。
この加古は途中脱退するのですが、その後金髪に染め、サリー・メイとして演歌を歌い、映画にも出演しています。
さて、1967年以降、シャープ・ファイブとの共演が難しくなり、シャープ・ホークスは自ら楽器を持ち、バンドとして再編します。
いよいよGSらしくなったのですが、残念ながらヒットは生まれず解散となりました。
シャープ・ホークスが解散してからは、力也はなんとキックボクサーに転向したのでした。
その後、1980年代には、「オレたち ひょうきん族」でのホタテマンで、子供からも人気になりましたね。
ホタテの着ぐるみ着て、暴れまくって、『ホタテのロックンロール』を歌う。
お約束でした。
ホタテをなめるなよ
大人にゃ負けないぜ
言いたいこと言うぜ
やりたいことやるぜ
それがホタテの
それがホタテの
ホタテのロックンロール
『ホタテのロックンロール』
作詞・内田裕也 作曲・加瀬邦彦
編曲は若き日の小室哲哉です。
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