『太陽がくれた季節』 青い三角定規 1972年5月8日付け オリコン・ランキング | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

☆昭和40年代・50年代の魅惑の昭和歌謡を語る完全懐古趣味的ブログ

太陽がくれた季節』 青い三角定規
帰らざる日のために』 いずみたくシンガーズ

1972年(昭和47年)5月8日付け オリコン・ランキング
1位 『太陽がくれた季節青い三角定規
2位 『夜明けの停車場』 石橋正次
3位 『瀬戸の花嫁』 小柳ルミ子
4位 『許されない愛』 沢田研二
5位 『結婚しようよ』 よしだたくろう
6位 『波止場町』 森進一
7位 『恋の追跡』 欧陽菲菲
8位 『ママに捧げる詩』 ニール・リード
9位 『愛するハーモニー』 ニュー・シーカーズ
10位 『この愛に生きて』 内山田洋とクールファイブ

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-太陽がくれた季節


『太陽がくれた季節』 青い三角定規
NTVのドラマ「飛び出せ!青春」の主題歌ですね。

B面の『青春の旅』も、「飛び出せ!青春」の挿入歌です。
こっちの曲も人気ありますね。

メンバーは、西口久美子、岩久茂、高田真理の3人。
泉谷しげるがふざけて、青い三角関係って言ってましたが、翌年に解散してしまうのですね。

君は何を今 見つめているの
若い悲しみに 濡れたひとみで
逃げてゆく白い鳩 それとも愛
君も今日からは ぼくらの仲間
とびだそう 青空の下へ


『太陽がくれた季節』 青い三角定規
作詞・山川啓介 作曲・いずみたく


「飛び出せ!青春」は、レッツ・ビギンの村野武範が主役。
いまでこそグルメレポートで、「マッシソヨー」なんてやってますが、
この頃はこの番組での熱血教師役や、日活「八月の濡れた砂」での無軌道な若者像をクールに演じていました。

生徒役には、石橋正次、保積ぺぺ、剛達人など、相手女性教師役は酒井和歌子

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-飛び出せ青春



日曜8時の東宝制作の学園ドラマは、夏木陽介の「青春とはなんだ」から始まり、「これが青春だ」、「でっかい青春」、「進め!青春」、「飛び出せ!青春」、「われら青春!」と断続的に続いていますね、

それぞれ主題歌、挿入歌でヒット曲があります。
次の「われら青春!」の主題歌は、いずみたくシンガーズの、『帰らざる日のために』です。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-帰らざる日のために


生まれてきたのはなぜさ
教えて僕らはだれさ
遠い雲に聞いてみても何も言わない
だから探すんだ君とでかい青空の下で
この若さを全て賭けていい何かを
愛する人がいるなら
求めるものがあるなら
何にも怖くはないさ そいつが青春
涙は心の汗だ たっぷり流してみようよ
二度と戻らない 今日のために


『帰らざる日のために』 いずみたくシンガーズ
作詞・山川啓介 作曲・いずみたく

あの有名なフレーズ♪ 涙は心の汗だ ♪ も、さることながら、
長髪、髭、ベルボトム、ロンドンブーツも時代を表していますね。
中村雅俊の『ふれあい』は挿入歌だったのです。


いずみたくは、三木鶏郎の主催する冗談工房に参加し、
そこで野坂昭如とともに数多くのCMソングを作成しています。

三木鶏郎から独立して、「青春とはなんだ」などの主題歌や歌謡曲を数多く作曲。
永六輔と組んでの「にほんのうたシリーズ」では、『いい湯だな』、『女ひとり』など、日本の各地を歌った曲を出していますね。


いずみたくシンガーズのメンバーは全部で13人。
リーダーはNHKステージ101に出演していた石岡ひろし。
メンバーの中には同じくステージ101に出演していた牧ミユキ、『鳥になった少年』の田中のり子がいたそうです。

この映像には10人写ってます。
一番左が牧ミユキ、隣でこっちを向いているのが田中のり子、真ん中の白いシャツが石岡ひろしだと思うのですが、どうでしょうか?

いずみたくシンガーズは、NTVで毎朝放送していた幼児番組「カリキュラマシーン」に出演していました。
この番組は、「巨泉前武ゲバゲバ90分」に出演していた宍戸錠や藤村俊二、吉田日出子、常田富士夫など同じ出演者が出演し、コントの雰囲気も良く似ていました。
いずみたくシンガーズも、踊りや歌と共にコントをやってましたよ。


〈関連記事〉

青春とはなんだ 布施明

涙をこえて ヤング101

雨あがりの鎮守さま 西玲子

その他の昭和歌謡のグループ

にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽 へ 音楽ブログ 懐メロ邦楽 ←クリックお願いします。