『波止場女のブルース』 森進一  | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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波止場女のブルース 森進一

波止場女のブルース 森進一

森進一のデビュー当時の曲は、夜の盛り場を舞台にした曲が多い。
命かれても』『盛り場ブルース』『ひとり酒場で』『港町ブルース』・・・

絞りだすような独特のハスキー声で唄われる演歌は、柱の角に足の小指をぶつけるような(?)凄みと哀しみがありました。


この『波止場女のブルース』は、そんな初期森進一の曲の中でも一際女の強い情念を感じる曲。


あなたの生命の半分に
なってはなさず どこまでも
女ひとりが どうして生きる
情あるなら 捨てないで

死んだ真似して ひき止めた
女心を 責めないで
一度でいいから 甘えたかった
波止場女のブルースよ


作詞・なかにし礼 作曲・城美好


いやいや、今改めて聴いても、この歌詞は怖ろしい
まるで貞子かってなぞくっとするものを感じます。(;^_^A
もう、この歌詞にこの声がぴったしカンカン

森進一は2,3年後には、『襟裳岬』『さらば友よ』など脱演歌曲が多くなり、こうした哀しい怨歌が減って来たのでした。


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