手で創るということ | Laluceラルーチェ-ひかりの射す方へ-

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材料好きの道具好き。
※店舗はcloseいたしました

オラクルカードによく出てくるあたしの使命のひとつに
「伝えること」とあります。

久しぶりに書く時間が出来たので今日はそのことを。


文字を書くこと。言葉を話すこと。
出逢いと想いをつなぐこと。


伝える術は幾通りもありますが
それは今を生きるすべての人、一人一人違うと思うんです。


違うけど繋がる瞬間がある。


その瞬間に立ち会いたくて今の仕事を始めたのかもしれません。





ハンドメイド作家さんのイベントを開催する朝

不意に降りてきたイメージと言葉。


-手を動かし創るものから伝わることは-


「動」という字は「重い」と「力」が合わさり出来ています。


重いものにチカラを加え動かすということだと習いましたが
ひとつの言霊を思い出し、違う意味に繋がりました。


その大切な言霊は数年前あたしにある師が伝えてくれたこと。


『「重い」と「想い」の言霊の根っこは同じなんだよ。』



「想いに押し潰されそう」とはよく言ったもので

見えないチカラに押し潰されそうな時がありますよね。


その暗闇のような重たい想いの中にいても

すきまから漏れてくるような小さな光が必ず見えてきます。


それも想いのチカラ。


誰もが生まれてくるときに
神様から与えられた心の中のクリスタル。


閉じたまぶたの裏側に映し出される光。




そんなイメージを巡らせながら

「重い」を「想い」に変えてイメージしてみると


あたし達が手を動かし何かを創りたくなる
その衝動の理由が


すとん、と腑に落ちました。




誰かへの想い〈オモイ〉の力〈チカラ〉が


手を動かし 何かを創る



作家さん達と過ごす時間や
お客様とお話しながらイメージを膨らましている時が
光に包まれたように心地良いのは


そんな想いのチカラが

ふんわりと漂っているからなのかもしれません。



あたしが日々の支えとしている音楽も

誰かの手が動いて創られたもの。


はじめは耳から「聞」いていた曲が


「十四の心」を通して「聴」くようになってくると
〈コブクロの小渕クンいわく「聴」は耳に十四の心と書くのです〉


歌い手の「想い」が伝わってくるようになりました。



耳から入り、頭の中〈思考〉で「聞いて」いた詞〈ことば〉が

その「重さ」によって降りてきて


胸の奥のほう〈ココロの場所?〉や

もっと下のほうの〈チャクラ〉に響くように感じます。


そうして楽曲を聴くようになると

ある瞬間に思いもしない感情が吹き出ることが増えました。


そこから自分自身で蓋をして

気づかなかった想いに

気付く事が出来るようになりました。



編み物をしている時にも
音楽を聴いている時にも


ヨガをしている時や
カードリーディングをしている時と同じように

内観しているときがあります。



自分の内側の想いと対話する時間。


そこに過去も未来もあります。


そして一番大切な今も。




手を動かしながら

大切な今の一瞬に気づけたら


今日のあたしは〈楽しく暮らせてる〉気がします。



生きてく路の上には

でこぼこや大きな石が転がっててつまづいて

痛い思いもするけれど。


まわり道も遠回りもOK

そう思わないと歩いていけない

やってらんない毎日だったりします。



それでも


何か笑顔になる一瞬に気づけたら


立ち上がれる



だから。


明日も手を動かして

何かを創ろうと思います。