癌や事故などにより消化管や尿管が損なわれたため、腹部などに排泄のための開口部(ストーマ(人工肛門・人工膀胱))を造設した人のことをいう。 単に人工肛門保有者・人工膀胱保有者とも呼ぶ。
ーウキペディアよりー
ロンドンに来て4晩が過ぎました。
この話の続きです。
ストーマって知ってますか?
横になるとストーマ部分が圧迫されてか、ストーマのあたりが伸びるせいか、その痛みで長い時間は横になれないよう。40分でも横になるとその痛みで目がさめるみたいなので、わたしも夜は姉の横で寝て、霊気をしたり、マッサージしたりしている。
とはいえ、痛みからの復活も早くなって来てるので調子のいい時間が断然増えました食欲も、歩くのも、お話も、出来るようになってこの4日間でずいぶんの進歩です
わたしの滞在中になんとか以前の生活とまではいかないにしろ、近づけそうな予感です。
今日は”ストーマケア”の人がフラットにやってきました。
ストーマについての知識を持った専門の方が、患者のストーマの不安を取り除くために様子を見にやって来てくれるのです。
やってきてくれることにも
ヘェ~、だけど、
ストーマケア、なんていう専属の人がいることにも、
ヘェ~、です。
姉のように初めての人には心強い味方ですね。
食べていいものや、注意した方がいいこと、逆にこちらの質問にもいろいろと答えてくれました。
最後にストーマがあってもまた社会復帰は出来るから自信を持って、と言ってました。
平等ってなんだろう?
ハンディがありつつも、ほかの人と変わらず、人として安心して営める社会とは?
例えばね、ストーマを付けてる人のトイレ。ストーマの袋の中を出さなきゃいけない場合、いろんなグッズをトイレに広げなきゃいけないんだけど、そういうのを置く場所なんて公共トイレになかったりするよね。そういうのから心配しなきゃいけないわけだ。
世界でも優秀な医師がいて、最新の医療技術で治療ができて、薬から、ストーマのキット、ストーマケアさんの派遣、入院費、すべて無料のここ、イギリス。
この制度がなかったら姉はどうなってたんだろう、今後の生活だって、、つくづくそう思う。
イギリスの医療制度を目の当たりにし考えるのでした。