こんにちは!ピラティス ルシア kuniです^ ^

今日は筋膜ストレッチをどんな風にやってるかの話です。
僕は筋膜の話をするとき、
全身タイツをきているのをイメージしてくださいといっています。

あなたがそれを着てるのをイメージして
そのきているタイツの肩甲骨の間のところを
後ろからぐーっとひっぱると、どうなるか?
頭が後ろにひっぱられるし、肩もひっぱられます。
それだけじゃなく、腰もお尻、胸も影響を受けるし、
大きくみれば全身影響を受けます。
それで動こうとしたら、違和感ありまくりでぎこちない動きになります。
筋膜に拘縮や歪みができるというのは、
こういうことなんです。

右肩のタイツを強く引っ張って、そこに結び目を作れば、
首は常に右側へ傾きます。
そうなると、バランスをとろうとして、
左肩の筋肉が緊張して、ひっぱり返そうとする。
左肩が緊張すると、そこのバランスをとるために他のところも…
みたいな悪循環が生まれる。

問題は何かというと
自分でその拘縮と歪みがどこにあるのか気づけないこと。

すごく凝ってるとこはわかるけど、それ以外はきづけない。
そして、凝ってるとこだけが歪みや痛みの原因でないこともしばしばです。


自分では、自分の身体の偏りは気づきにくい。
僕もそうですが(^_^;)
それを、ここの可能性が高いですよって気づいてもらって、
修正する手助けをするのが僕の使命です。


筋膜ストレッチはこんな感じで行っています。

カラダの状態をみて、
過緊張している筋肉や拘縮している筋膜を探します。

そして、呼吸法をゆっくり深く行ってもらい、
無駄な力を抜き、
興奮しすぎている交感神経を抑え、
ゆっくりカラダを動かしてもらいます。

動きは、
ターゲットとなる筋肉、筋膜の反対側の筋に力を入れてもらい、
神経系の働きでターゲットとなっている筋肉の興奮を抑え、伸ばしていきます。
その動きに合わせてセラピストが筋膜を徒手でリリース(解放)していきます。

みたいな感じです。


これのいいところは、クライアントさん本人が自分で動いて、
その動きに合わせて手を加え、カラダの動きを改善するところです。


他動運動(他人に身体を動かしてもらう)は、自分で動かせない動きを
してもらえる利点があります。関節の動きや配列を矯正するには、
この方法がいいです。筋膜をリリースするのも他動運動になります。
しかし、受動的な動きなので、変化したその状態に脳は違和感を感じる。
だから、元の状態に戻りやすい。
筋を鍛えたり、神経の働きを活発にすることもできない。

自動運動(自分で自ら身体を動かす)は、自分の脳、神経、筋を使って
身体を動かすので、その動きによって変わった身体は維持されやすい。
基本は、自動運動で身体を鍛えないとカラダは変わりません。
しかし、先ほどのような関節のアライメントを
ピンポイントで修正するなどできないし、筋膜を伸ばすなども限界はある。


その両方のいいところをうまく利用して、
興奮しすぎてリラックスできなくなった筋、神経をリラックスさせる。
硬くなりすぎて、緩まなくなった筋膜を伸ばす。
交感神経優位から副交感神経優位へ。
神経の再教育をし、最終的に全身のバランスを整えるのが
ルシアで行ってる筋膜ストレッチです。

あとは、気、オーラ、エネルギーなど国や地域によって呼び方はかわりますが、
これらの体内の流れをよくすることも、筋・筋膜の改善につながります。
これも、ケースによっては筋膜ストレッチ中に入れることもあります。

筋膜ストレッチはそんな感じです^ - ^
『自分で運動しててもなかなか改善しない。』
『今の限界を超えたい』
などある方はぜひご相談ください^_^


ピラティス ルシア http://www.pilates-lucia.com/