nameless photographer ~日本語教師の日記~      

久しぶりにうちのカワイイ娘の登場ですドキドキ

トリミングに行ってないので、少々モサ子さんですが・・・。






かわいい瞳で癒されていただいたところで、

本題です。






朝青龍・・・残念だなと思います。




引退会見、私はつい、彼の話す言葉に注目してしまうのです。
立派な日本語でしたね。
きちんと敬語もつかえていたし、
文法の間違いもありませんでした。


イマドキの若い人よりもきちんとした日本語を話していたと思います。





あれだけの日本語が話せて、
和装にちょんまげ、

そして相撲という日本の国技の頂点である横綱。




それだけを見ていると、
私たち日本人は彼に過大な期待をしてしまったんでしょうね。




外国人の中には、
一般的な現代の日本人よりも
日本を知り、日本の心を持っている人もたくさんいます。



けれど、朝青龍は、そういうタイプの人ではなかったんだろうなと思います。



相撲というスポーツのチャンピオンだったんですね。




実は相撲というのはスポーツでありながら、
日本人の精神や習慣、言葉、すべてに大きな影響を与えてきた
とても大切な文化の一つです。



「夫婦水入らず」
「さしで勝負する」「さしで話そう」
「待ったをかける」
「土がつく」



言葉だけでもちょっと考えると
次から次へと相撲からきたであろうものが思いつきます。


それだけ日本人のなかに相撲が知らず知らずに染みついているとでも言えるでしょう。
つまり、文化なんですね。



相撲をスポーツで考えると、
真のアスリート力を必要とするとてもハードな種目です。



だからそのチャンピオンの横綱はアスリート中のアスリート。



でも、そのチャンピオンが「横綱」という名前をつけると、
「人」として「日本人として」のお手本であることも要求されるんですよね。




先日、貴乃花親方が言った言葉が忘れられません。



「お相撲さんは、みんなから愛されなければならない。
『肩で風を切る』のが横綱じゃない。
恐れられるのが横綱じゃない。
強いからこそ優しくなければならない。
電車の中で席に座るなんてもっての外だ。」




貴乃花親方が言おうとしていること、
とてもよくわかります。








理想を追い求めるあまり、
自分を追い詰めすぎないか、
ちょっと心配ではありますが。。。
貴乃花親方の話は置いといて・・・






この朝青龍の一連の騒動は、

これからますます日本社会にふえるだろう外国人と

私たち日本人が

うまくお互いを尊重して共存していく上で、

何かを考えるきっかけにもなるのかなと思いました。





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