Reitと地震 | まったり投資で幸せな日々を

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中長期投資に軸足をおいた専業投資家ペケです。心の平和を大切にまったりとした投資を心がけています。リーマン投資家の延長のような投資方法ですが、これで十分に通用してます。一緒に、まったり楽しく資産を増やしてスローライフを楽しみましょう!


銀行の利子が限りなくゼロに近い中

上場Reitの平均利回りは、3.2%ナイスグッド


価格変動があるので

もちろん値下がりするリスクはあるものの


マイナス金利時代には

格好の安定投資先だと思うし


ペケも総資産の5%程度を投資している。


しかし、今回の熊本地震で

数多くの建物が被災している中で

本当にリスクがないのかを少し考えてみた。


今のところReitのなかで

収益に影響が出るような被災物件はないみたいだけど、


これが福岡だったり関西、中京地区

そしてなんといってもかなりの割合の物件が集中している関東地方で起こったなら


相当の被害は免れなかったのではないかと思う。




地震保険は極めてコストが高いので

大部分の物件には掛けられていないし、


仮にかけられていても

大破した建物を立て直すだけの金額には程遠い


ほとんどの物件が新耐震の物件だから

致命的な破損状態にはならない!

と言う人もいてるけど


これはケースバイケースで




詳しい説明は今回は省略するけど


起きる地震が

プレート型よりも活断層型の方が

被災の度合いが高そうだし


プレート型であっても

建物が長周期地震動を考慮してない場合


さすがに倒れたりはしなくっても

致命的な損傷が起きる可能性もある。




また、世間一般の人には

十分に理解されているとは言い難いが、


新耐震基準に適合しているということは、


建物内にいる人の生命に

危険が及ぶようなつぶれ方はしない!


ということが

構造計算上担保されているだけであって


建物が損傷を受けないと言うことではない



と言うことは、

場合によっては実質的に使用不可になる可能性もあるわけで


このあたりの話は

建築基準法は、最低限の基準を定めている

がゆえに起こることで




姉歯事件のように、

最低限必要な構造上のコストも勿体ない!

と考えてそれすら偽装したのは論外として


賃貸物件は

コスト至上主義の事業者が多数派だろうから

構造は法律を守っていればそれで十分で

とにかくコストダウン・コストダウン!

になってるものと推察される。

(いつの世でも、良いものは高いし、安いものは安いだけの理由がある(^_^;))




そんな中でも

事務所系、住宅系、ホテル系など用途も違うし

割安なリート割高なリートがあるわけだけど、


これは単なるスポンサー力だけじゃなくって

このあたりも見てるんじゃないかなぁ!?

って思えるんだけど、、、、


もうちょっと突っ込んで書きたいけど

生々しすぎるので

今日は、このあたりで汗汗





追伸


あ、一番大事な事を書き忘れた(>_<)


以上の理由から

ポートフォリオに占めるReitの割合が多くなりすぎると


地震大国日本では、リスクが大きすぎるというのが

ペケの結論だ^_^;