美しい装幀 | ツル的☆写真ブログ

美しい装幀



久々に読書記録。米澤穂信さんの図書委員シリーズ。
以前投稿した小市民シリーズ同様、高校生が主人公の日常の謎もの。と言っても全くライトではなくガッツリ論理で解決するミステリ。
でもミステリだけなく小説としてもいいなぁと思える部分がたくさんあるのが米澤穂信さんの作品の良さ。あぁ、人間ってこうだよなと思わされる。
何か言うだけで「ああそれね!」と自然に語り合える友人がいるって幸せな事だよな、そういう経験したなぁと青春を思い出したりもできます。
「本と鍵の季節」「栞と噓の季節」
タイトルも色も好みで飾りたくなる美しい本。
装幀はこれまた以前投稿したトクマの特選シリーズでおなじみ坂野公一さんでした。