そのキズを帳消しに! フローリングのキズ 色褪せ リペア | トータルリペアLagoon-Feel'dのリペアな日々

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杉並を中心にクルマの内装とか、革製品とか、フローリングとか・・・リペアしたり、クルマ磨いたりしています

” フローリングに入ったキズ ”

そのキズを無かった事にするには・・・

魔法が有れば良いんですけどねぇー(;^_^A

そうはいきません。

例えばフローリングのこんな剥がれや・・・


窓際の色褪せ


この季節、引越しが多いので賃貸マンションやアパートのこう言った
補修作業が多くなります。

原状回復作業とも言います

既に次に入居する方が決まっていて、
それまでに直しておく必要があります。

なのでそのキズ、部分的に無かった事にするのです。
フローリングを全て張替える訳にはいきませんから

ご自分で直してしまう方も中には居る様です。

でも中々上手くいかない・・・と言う声を良く聞きます。

それには5つの原因がある、と私は考えています。

①キズが入った事によって出来た
 へこみを元の高さに戻さない ”こと。

先ほどのこの剥がれたフローリング、
剥がれている=周りより低くなっている訳ですね

この剥がれている部分に着色するだけでは
光の反射で余計目立ってしまいます。


なのでまずは周りと同じ高さに揃えないとダメなのです。
先に完了写真です。


さて、元の高さに戻すには色々な方法があります。
専用の補修剤やパテなど。。。

それは使用されている木材やキズの深さ、大きさ等により
判断して使い分けているのです。
使用されている木材によっては使ってはいけない補修剤も有ります。

そして次に・・・
” ②脱脂をしない ”

これ、結構重要でして・・・
床には様々な汚れや油分、ワックス成分などが付着しています。

この汚れや油を綺麗にしないと補修剤を
充填したも着色をしてもしっかり定着しません。

こちらは窓際の色褪せのケースです。

この現場に入った際も窓には結露が溜まっていました。

それも原因で窓際は濡れては乾き・・・を繰り返し
表面はガサガサにひび割れていました。
そして日光により色褪せてしまったと思います。

この様にガサガサになった表面でも
汚れが溜まり油分も残っているので
補修する時は必ず脱脂をします。

今回は表面のガサガサをまずヤスリで削り綺麗にします。
ひび割れている部分に補修剤を充填して表面を平らに
する為に、脱脂を必ず行います。




” ③色が合わない ”

表面の高さが揃ったのでさぁ、着色
と、言ってもフローリングや建具の木材は
かなりの色が必要です。
一言に 『茶色

と言っても
今回のフローリング、同じ部屋でも
3種類のフローリングが使用されていました。


今回の補修は表面の剥がれと色褪せでしたが
どちらの補修にもあと2つ
最後の仕上げをする必要があります。
それを忘れるとかえって悪い結果に終わるかも知れません。

当然と言えば当然ですが忘れがちな事なので
上の”  ”のリンク先で見て下さい

でも、私からの提案ですが、、、

こういう補修はプロに任せましょう
補修用の商品を買い揃えるよりも安価だからです