ノルウェイの森 | 映画、言いたい放題!

ノルウェイの森

村上春樹、昔、流行りましたね。
村上龍と合わせて、W村上とか言われた覚えが。。。
しかし私は村上春樹が好きではない。
とはいえ、食わず嫌いというか、あまり読んでないんですけど(爆)
村上龍作品はいくつか読んでるんですけれどね。
この「ノルウェイの森」は大流行りしたのだけれど、
上巻でGIVEUP。
内容も全く覚えていません。
友人に聞いたら「エロ小説だよ」と言うことなのですが、
だったら覚えていそうなのですが、
全く覚えていません。(爆)(爆)
妹なんかは思いれがあるので観たくないと言っていたのですが、
私はそういうのはなし。
とはいえ、触手が動きません。
「冷静と情熱のあいだ」も外国の監督によって映画化されましたが
かなりがっかりな作品でしたから
今回もそんな予感がするのです。
でも観た友人が、長回しっぽいシーンがあって
どう撮ったのか気になるという感想だったので
やっぱり観てみることにしました。
観ないと語れないからね。


高校時代に親友のキズキを自殺で喪ったワタナベは、
知っている人間が誰もいない東京の大学に進学する。、
ある日、偶然キズキの幼馴染で恋人だった直子と再会し、
会うようになる。
そして直子の二十歳の誕生日、二人は夜を共にする。
ところが直子はワタネベに黙って去り、
京都の療養所に入院する。
直子は心を病んでいたのだ。
そんな折、ワタナベは大学で、
緑と出会い魅かれていく。
機を同じくして、直子から手紙が届き、
ワタナベは直子に会いにいくと
直子の部屋の同居人・レイコが迎え入れてくれた。
ワタナベは直子と再会するのだが。。。


なるほどねー。(笑)
たぶん原作に思い入れがあったり、

読んでたりする人はいろいろ思ったりするのでしょうが、
私は、へー、という感じで観ました。
若い頃ってこんな感じだったかもなー、
って思いました。
と言っても、SEX三昧の生活を送っていたという意味ではなく、
直子や緑がワタナベに言う言葉とか
よく言ってそうてことです。(笑)
性に目覚めたばかりなので
そういうこととかも話題にしたと思う。
他の方のレビューを読むと、
キズキの自殺理由がないとか、
レイコの描写が少ないので肉体関係を結ぶ理由がわからないとか
ありましたが、
自殺理由なんていらないし、
女がわざわざ男の部屋訪ねて行けば
そういうことになるだろうなーという流れもあったので
別に驚きませんでした。
若かりし日の自分を取り巻く女とSEXを美化して回想している話
という感じです。
映像は綺麗です。
それでなくちゃ、生生しくて困ったと思う。
NINE 」でも思ったけれど、
男の人って、本当に自分の過去を美化して回想しますよね。( ^ _ ^;
キャストは若い方が良かったかな?
個人的に菊地凛子さんがあまり好きではないので。
高良健吾君、綺麗だった。(*^^*)


前述しましたが、
若い頃って、こんな感じだったな―と思い出しましたが、
そんなに素敵な思い出ではないし
特に思い出したいこともないので、
観終わっても何も残らない映画でした。
個人的には糸井重里扮する大学教授の
「ギリシャ悲劇より深刻なことってないと思う」
という台詞が面白かったので
機会があったら小説を読んでも良いかなと思いましたが、
どうでもいい映画でした。
映像も綺麗で、台詞も独特なので
でもビートルズの「ノルウェイの森」の歌詞を調べるきっかけになり
それはよかったです。
そんな内容だったのね。
っていうか、「ノルウェイの森」って邦題って。。。(^_^;)



ストーリー  ★★★
映像     ★★★☆
音楽     ★★★
総合評価  ★★☆


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