ワルキューレ
トム君のサスペンス?
予告編を観た時はそんな印象。
第二次世界大戦下のドイツ。
アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐は、
“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、
祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。
彼は暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫を立案し、
トレスコウ少将やオルブリヒト将軍ら、
同志と準備を進めていく。
そして、決行の1944年7月20日。
ヒトラーのいる部屋で爆発は起こる。
果たして暗殺は成功したのか?
実話が元になっているそうですね。
トム・クルーズのためのサスペンス映画かと思って観ましたが、
これがなかなか硬派な映画でした。
あちらにつくか、こちらにつくか、
極限の人間の心理が丁寧に描かれていて
興味深かったです。
人間、命がかかっていては善人ではいられない。
でもそうであっても、意思を貫き通した人々のお話です。
「ドイツ人はヒトラーだけではないということを世界に示さなければならない」
言うは簡単ですけれどね。
実話を元にしているので結果はわかっているけれど、
ドキドキハラハラです。
エンタテインメイトとしても良くできてます。
トム君がドイツ人に見えないのは仕方がない?( ^ _ ^;
でも立ち姿はさすがスターですね。
他にもケネス・ブラナーやビル・ナイ等、
豪華キャストが作品を支えていて
見ごたえあります。
義眼てあんなに簡単にはめられるものなのですか?
小道具の使い方も面白かったです。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★