ザ・マジックアワー
三谷幸喜氏の監督第4作目の作品です。
彼の作品はちょっと食傷ぎみ。
「ラヂオの時間」は好きなんですけれどね。
港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後登は、
ギャングのボス・手塩の情婦・高千穂マリに手を出したのがバレて大ピンチ。
5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して連れて来なければ命はないと脅される。
しかし、デラの居場所に皆目見当もつかない備後は
替え玉を仕立てる苦肉の策に出る。
そこで白羽の矢が立ったのが売れない俳優・村田大樹。
主演映画を撮りたいと村田を騙し
守加護へ連れて来るのだが。。。
面白かったです。
私も役者なので、身につまされるというか。。。
ほんと、命がけで作品創ってるんですよね、創り手たちは。
やっている人たちが皆、楽しそうです。
昔の映画へのオマージュがたっぷりです。
雰囲気あります。
チョイ役で大物俳優が出るので
豪華な感じがしますね。
2時間16分はちょっと長いですが、
三谷幸喜氏は本当に映画が好きなんだなーと思いました。
個人的には伊吹吾郎さんがツボですね。(笑)
綾瀬はるかさんは、最近やっと名前を覚えたのに
何見てもサイボーグに見えてしまう。f(^^;)
「マジックアワー」とは夕暮れ時のほんの一瞬、
世界が一番美しく見える瞬間のことだそうです。
この映画に合っているタイトルだと思います。(^^)
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★