キサラギ
脚本ゼミの仲良しで作る｢映画を観る会 5月場所｣を決行する。
7月なのに5月場所。
なかなか皆のスケジュールが合わなかったので。
まー、決行できて良かった。（＾＾）
売れないアイドル如月ミキが自殺をして一年が経ち、
ファンサイトで知り合った
家元、オダユージ、スネーク、安男、イチゴ娘の5人の男たちは、
一周忌追悼集会をすべく都内の一室に初めて顔を合わせる。
彼女の思い出話に花を咲かせ、盛り上がるはずが、
「彼女は自殺じゃない、殺されたんだ」という発言をきっかけに事態は急変。
もしかして、犯人はこの中に？
次々と明かされる意外な真実。
果たして真相は？
男5人の密室劇、売れないアイドルの追悼集会という設定も面白い。
先が読めなくもないのだけれど、
脚本が良く出来ていてそこそこ面白いです。
私の隣に座っていたおじさんは
身を乗り出して観て、ずっとゲラゲラ笑ってました。
でも、
これ映画じゃなくてもいいんじゃないの？
と思ってしまった。
三谷幸喜氏作の｢12人の優しい日本人｣は
元々舞台劇だけれど、映画でも面白かった。
でもそれに比べるとこの作品は何だか物足りなさが残る。
もうちょっとテンポ詰められるところは詰められると思う。
あと小栗旬さんと小出恵介さんのキャラクターがかぶっていて
どちらかが違う役者の方がいい感じもする。
ミキちゃんは歌が下手で
最初朗読かと思ったという台詞があって
どんな歌かと期待したけれど、
普通に下手で肩透かしでした。(笑)
と、なんだかんだ言っても2時間、
飽きないで楽しめますが。。。
結局、真実は誰にもわからない。
毎年一回集まって、ああでもないこうでもないと言うのでしょうね。
如月ミキちゃんが、友達の若い頃に似ていて笑えました。f(^^；)
本編では顔出ししてないのに、
何故かラストは全開！
意外でしたが、これはこれでいいです。
ミキちゃんの歌に合わせて5人が踊る振りは
結構好きだったから。
エンドロールによると振り付けはラッキィ池田氏。
センスありますね。(爆)
平日の昼間、お客の9割は若い女性でした。
これはちょっと意外。
誰かのファンなのか？
映画が終わって客電が点いたら
｢最後、わけわかんな～い｣
と黄色い声が上がってました。( ^ _ ^；
ストーリー ★★★☆
映像 ★★★
音楽 ★★★☆
総合評価 ★★★