ステップ・アップ
ミュージカルが大好きな私としては、ダンス映画と聞いたら
やっぱり観たくなる。
しかも監督は「チアーズ 」の振り付けを担当し、
本作が監督デビューとなるアン・フレッチャーだと聞いたら期待も高まりますわ。
映画館で鑑賞。
ダンスは得意だが、ボルチモアの貧しい里親の元で育ち、
夢を持たず、仲間と軽犯罪やパーティで毎日を紛らわす高校生タイラーは、
ある夜、地元の芸術学校に侵入し、舞台道具を破損するのだが、警備員に捕まってしまい、
その償いのためにその芸術学校で奉仕活動をすることになった。
嫌々ながら清掃夫として働くタイラーは
そこで、卒業制作のためにバレエの稽古をするノーラと出会う。
最初はバレエを馬鹿にしていた彼だったが。。。
始まって3分で嫌な予感がよぎりましたが、、、
うーん、、、ちょっとこれ、ストーリーから何からあまりにも普通すぎ。
誰かさんが亡くなることも、結構最初の方で安易に予想つきますね。
クラシック・バレエとストリートダンス、オーケストラ音楽とヒップホップの融合!
ということがウリになっているようだけれど
これってちっとも新しくないと思うのだけれど。。。
「センターステージ」を観たときも似たような感想を持ったけれど
まだましでしたね。
思えば「フェーム」はシビアだった。。。( ^ _ ^;
そうなると主役二人のダンスシーンにかかってくるのだけれど
まー、悪くはないです。
ヒップホップに全く興味のない私でも楽しめました。
でも「チアーズ
」のクライマックスほどの感動はないですね。
この映画、全米ダンス映画史上、歴代5位に輝いたらしいのですが
ほんとですかね???
この映画にはダンスコンテストが企画されていて
そのファイナリスト6人のダンスがエンドロールの後に上映された。
観客は良いと思う人を選んで劇場に備え付けの箱に投票するというシステムらしい。
しかしかなり細かく編集されていて、肝心の踊りがよくわからないのよね。
しかも皆ヒップホップなのはどうなのよ?
映画がクラシックとの融合というのがウリなのだったら
そういう基準で募集しないと駄目なんじゃないの?と思う。
投票しませんでした。ごめんなさーい。
ストーリー ★
映像 ★★
音楽 ★★
総合評価 ★★