ジョゼと虎と魚たち | 映画、言いたい放題!

ジョゼと虎と魚たち

この作品、有名なのだけれど今ひとつ観る気になれず。
ラブストーリーってあまり好きじゃないのですわ。
いつもビデオ屋で一度は手にするんだけれど
棚に戻してしまう。
でも犬童一心監督って最近活躍してるし、
さすがに観ないとまずいでしょというのでやっとDVDで観てみました。


恒夫は麻雀屋でアルバイトをしている大学生。
最近、麻雀屋で話題になっているのは近所に出没するという
いつも乳母車を押して歩いている老婆の事。
恒夫はある日偶然、老婆と遭遇し、
その乳母車に乗っている足が不自由な少女・ジョゼと出会った。
恒夫とジョゼはお互い気になる存在になり
付き合い始めるのだが、その関係もいつしか終りが来るのだ。


ジョゼは身寄りがなく、足が不自由で歩けませんが
普通の男と女の話で、結構面白かったです。
ブロークバック・マウンテン 」もそうですが、
同性同士だろうと体に障害があろうと
人を好きになって、苦しむ気持ちは同じです。
それがこうやって普通の恋愛作品で世に出て評価されてるのは
いいなあと思います。
原作は田辺聖子さんだそうです。意外。
池脇千鶴さん、相変わらず上手い!
妻夫木君との濡れ場が話題になったそうですが
自然でした。
上野樹里さん、初めていいと思いました。
いつもちょっととぼけたような役が多いのですが
あんた、実は性格悪いでしょ!って役の方が合うと思う。(爆)


もしジョゼが足が悪くなくても
二人の恋愛はいつか終りを告げたと思わせる感じでした。
恋愛っていつか終わるんだよねー。。。
と妙に、深く思ってしまった映画でした。( ^ _ ^;



ストーリー  ★★★☆
映像     ★★★☆
音楽     ★★★☆
総合評価  ★★★☆


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