シムソンズ | 映画、言いたい放題!

シムソンズ

トリノオリンピック真っ盛り!
カーリングにはまってます。
ということで、カーリングの映画を観に行くことしました。
この映画、単館上映。しかも早朝とレイトショーしかやってないの。
早起きして観に行きました。


舞台は北海道常呂町。
ホタテの養殖とタマネギ栽培以外にこれといった名物もない田舎町。
高校三年の伊藤和子は進学にも就職にも意義を見出せないでいた。
ある日、和子は憧れの「マサト様」に見栄をはり
同級生とカーリングチームを作り、大会に出ることになってしまった。
カーリングなんて、全く興味がないのに。。。


'02年にソルトレークシティの冬季五輪に日本から出場した、
女子カーリングチーム「シムソンズ」をモデルにしているそうです。
今、トリノで活躍している小野寺選手と林選手はシムソンズの結成メンバー。
この小野寺さんのショットが凄い!
彼女に魅せられて、カーリングに興味を持ったのですが
映画はカーリングを題材にはしているものの
ごく当たり前のアイドル青春映画。
ちゃんと彼女ら出身の常呂町でロケをしているのだが、
登場人物名も違うし、どこまでが本当のエピソードかもあいまい。
映画の雰囲気も前半は最近のTVドラマみたいな
ふざけた軽い感じで見ていられない。
後半は正統派スポーツ映画の雰囲気と

出演者の持つ、若さと勢いと純粋さで引き付けるので

私としてはそちらで全体のトーンを統一して欲しかったですね。

悪くはないのですが、
その方が彼女達の魅力も出たような気が。。。
好演してますが、コーチのエピソードもいらないような気が。。。
がんばっていきまっしょい! 」は凄い映画だったなぁ。と思いました。


私が観に行ったのは40席しかない小さな映画館。
主演のファンとか沢山いるのかと思ったらそうでもなく
客層は様々だったのが意外。
映画よりトリノで踏ん張ってる女子カーリングチームのプレイを見て下さい。
映画より満足度が高いです。



ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽     ★★★
総合評価  ★★★