三木富久子です。
元々は超ネガティブだった私が、
どんな思考でどんな人生を送っていたのかを
シリーズで書いてみようと思います。
先ずはこちらもご一読を
今回のテーマは、
遊び編 ～喜びと虚しさ～
前回までの記事はこちら。
＊
学生の頃から人の目ばかり気にして
エネルギーを使い果たしていたので
「やりたいこと」
というのが特に何もなくて、
学生の頃は属したグループの
影響を受けてオタクっぽい活動も
してみたり(笑)
お付き合いした方が好きなアーティストを
なんとなく好きになったり(笑)
部活動に励んでみるけど
大してやりがいも感じてなかったり。
そんな私がはじめて熱中したのが
短大に入って始めたテニスでした。
それまでは何かに打ち込むことよりも
周りに嫌われないように、という
不安からくる欲求が強すぎて
自分の好きなことに熱中する暇なんてない！
と思っていたんです。
それでも高校生になって
同じ中学のメンバーが4人しかいなくて
少しだけ開放感を味わいながら
師にもめぐまれて、
はじめて「自分らしさ」の片鱗を
外に出すことが出来て
（おっかなびっくりでしたけどね）
その流れで短大生になっての
テニスサークルでしたので、
なんていうか、、それまでの抑圧が
一気に噴き出したんじゃないかってくらいに
2年間本当に楽しかったです。
でも社会人になるとまた、
「遊んでる場合じゃないから」
と自分を戒めて
職場で認められるために
必死で努力をして、
仕事の業務そのものは楽しめても
どこの職場でも人間関係が上手くいかなくて
いつも出勤時には気重な日々でした。
ずっと頭のどこかに
「仕事で評価されるまでは遊びなんて滅相もない」
という思考があって、
でも「仕事の評価」が何を差しているのかも
自分の中ではっきりとはしておらず、
それなりに評価されることも
あったのでしょうが、
どちらかと言えばできなかったことに
フォーカスばかりしていたので、
結局毎日「これでいい」というジャッジができずに
達成感を味わうこともなく疲労だけが
溜まって行ってしまい、
周りにも優しくできなかったり
愚痴や不満をこぼしたり
世界を恨んでみたりと
マイナスをまき散らしていたな～と。
常に「まだまだ頑張らないといけない自分」
が内側にありましたので、
とにかく遊びに集中ができなかった。
美味しいご飯を食べに行っても
友人の新居に遊びに行っても
彼氏とデートをしていても
心のどこかで
「こんなにのんきに遊んでていいのかな、、」
という不安があり、
心から楽しむことは
多分1度もありませんでした。
それはきっと
心が休まる時が
少しもなかったからなんです。
いつもいつも思考が動いて
・評価されること
・マイナスジャッジを貰わないように気を付けること
・嫌われないように振る舞うこと
を達成するために必死だったんです。
（ホテルのレストランに勤めてた時代の写真）
そうなると、周りで楽しそうに
人生を生きている人が羨ましくて
自分の境遇のせいにしたり
就職活動に失敗したからだ、とか
果ては親の教育のせいにしたり、ね。
本当は自分が蒔いた種なのに
それがわからなくて、
てっとり早く責めやすい対象を見つけては
何かのせいにして自分を振り返ることは
ありませんでした。
なぜ、楽しめないんだろう？
なぜ、いつも不安なんだろう？
という疑問を持つことすら放棄して
それがスタンダードだと思い込み、
それを外の世界のせいにして
単に腐っていただけなんですよね。
あー、めちゃカッコ悪いｗ
みんなで遊んでいても
「みんなは楽しめているのか」
「私のせいで嫌な思いをしていないか」
「全てが滞りなく進んでいるか」
そんなことばっかり考えていて
本当はやりたくないことを
率先してやってみたり
楽しめていないのに楽しいフリしたり
そんな状態なので
家に帰るとどっと疲れて(笑)
「なにやってんだか、、」
という虚しさだけが残るという、、
自分のことなのに
全然コントロールできなくて
本当に腐ってましたｗ
仕事が終わってから
お酒を飲んで憂さ晴らしすることが
唯一現実逃避できる方法で、
まー、抑圧の反動がすごかった！ｗ
20代後半は毎晩六本木の
ソウルバーで朝まで飲んでました(笑)
夢も目標もなくて
ただその時間を楽しむことしか
考えてなくて、
（その楽しみっていうのも、いかに奢ってもらうかとか下らないことｗ）
でも心のどこかで
刹那的な自分を否定していて、
「ばっかじゃないの？」
「そんなことよりちゃんとしろ！」
なんて言葉がいつもリフレインｗ
…毎晩ね、終電の時間が嫌で。
みんなが帰ってしまうと
現実に引き戻されるのが寂しくて、
いつも誰かを引き止めては
オールナイトで飲んでいました。
現実逃避の最たるものですね！ｗ
そのくらい毎日が嫌で、
楽しくなくて、
帰りたくない場所で、
それでもそれを変える方法を
探そうともしなかったのは
自分を諦めていたから。
私の人生は、きっとこんなものなんだなって。
今なら、
それが間違っていた思考だと
断言できますが、
この頃は本当に疲れ切っていて
（仕事というよりは抑圧から来るストレス）
何一つまともに考えられなくて
だからよく騙されましたし、
詐欺みないなのにも合いましたし(笑)
それで周りも巻き込んでしまって
当時の友人には申し訳なかったです。
今思うのは、
健全な精神でいないと
前向きになんて考えられないし
健全な精神を取り戻すためには
何かのせいにして諦めることを
やめるしかないということ。
だって、何とかなるんだもの！
自分さえ変われば、
全ては変えられるんだもの！
それと、
色々上手くいかない
自分なんてダメだ
人からの評価を求めて無理やガマン
ストレスの温床
反動で豪遊
自責の念
虚しさが広がる
色々上手くいかない
この苦痛のループから
抜け出せなかったのは
これが「当たり前」のものだと
思い込んでいたから。
周りをみれば幸せそうな人がいて
なぜ私とあの人は違うのだろう？と
考えても全然答えが見つからなくて
いつもお決まりの思考パターンに
はまるしかなかったんです。
これを打破するには
そうじゃない思考を
先ずは知ること。
でないと何も始まりませんから。
思考パターンは
いつでも変えられます。
面白いもので、
自分を満たせるようになってからは
お酒におぼれることはなくなりました。
後悔するような飲み方も
今は少しもしたいとは思いません。
（飲む行為は好きですけど♡）
あの頃の遊びは全てが反動で、
結局現実逃避できるのなら
何でも良かったんですよね。
恋愛も、そんな感じだったので
まあ酷いものですｗｗｗ
次回はそんな恋愛編です。
ちょっとドキドキします(笑)
ではまた！
前回の記事
ネガティブだった頃の私②～仕事編～
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