おはようございます、人材育成研修講師の渡辺しのぶでございます。
 
日中の日向は半そでの暑さですが、朝晩は秋の深まりを感じますね。
風邪をひいている方も少なくないようですが、皆様はいかがでしょうか。
 
 
コスモスの足元に、イヌサフラン。
色合いがあっていますね^^
 

 
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この3連休、私はパワハラとセクハラの「裁判例集」を読んでいました。
 
職場での相談事で一番多いのは「パワハラ」。
パワハラは大人の壮絶な「いじめ」です。。。
 
そして、被害者の殆どは何故パワハラに遭うのか理由がわかっていません。
 
パワハラの原因は「行為者の時代錯誤:俺の時代はこれくらいはあたりまえだった」や「被害者の叱られることへの耐性の無さ・ネットからの影響で言いやすくなった」などもあげられるようです。
 
が、知人の会社の若手(男性)は仕事でミスをして叱られると、言い訳をし、嘘をつき、謝罪は決してしない。
そのことを注意すると泣き出す(嗚咽)...ということを繰り返すそうです。
この方も「こんなに頑張っているのに、何故叱られるのかわからない」のでしょうね、だから謝ることをしない。
 
究極、親の躾なんでしょうね。
(もちろん、こんな若手を厳しく「言葉で」指導することは、ハラスメントではありません。業務上適正な範囲を超えた罵詈雑言や暴力やはいけませんが。)
 
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ハラスメントをする方も、親に殴られて育ってきたのかもしれません。
もちろん会社の上司先輩にそうされてきた・・・というのは組織内の風土=躾ということでしょうね。
ハラスメントも虐待と同じで、負の連鎖として繰り返されると言います。。。
 
ハラスメントの行為者を表面的に罰して終わることでは、何も解決しません。
 
親は子供への躾を振り返り
組織は組織風土を振り返ること
そして、繰り返さないために必要なことは何かを考えて実行する。
 
会社は仕事をする場です、そこを再認識しましょう!