おはようございます、渡辺しのぶでございます。

増上寺近くの研修会場でお仕事の際に

期間限定公開の「徳川将軍家墓所」にお参りをいたしました。



増上寺は本当にいつ来ても、広く大きな懐で迎えてくれます。



ここが徳川家の墓所への門です。

ここは閉ざされており、通常は中に入ることはできません。




何年も増上寺に通いながら、お参りしていなかったということもあり

初の「将軍家墓参り」?

こちらには家康公の第3子である竹千代=秀忠公をはじめ
将軍、御台所、正室、側室など16人の方が眠っています。

秀忠さんは1632年1月24日に54歳で亡くなっています・・・383年前ですか・・・・。




和宮様も時代に翻弄された方です。
皇室の生まれの方で、6歳のとき有栖川宮と婚約するも婚儀間近に公武合体策により
徳川家に降嫁その時の年齢は15歳。
そして、家のために尽力しながら31歳で亡くなっています。




乱世の時代に思いを馳せました。



【追記】
徳川家将軍霊廟は、み霊を祀るために墓所・本殿・拝殿を中心とした
施設が当時の最高技術を駆使して作られ、戦前国宝に指定されていました。
しかし、昭和に入り二度にわたる空襲直撃でほとんどが焼失し国宝指定を解除されています。

焼失後もしばらくは荒廃にまかせてましたが、昭和33年から保護が始まり
現在の位置にまとまられ改葬されました。



ちなみに、拝観の記念品はお墓写真のポストカード(焼失前の状態)と
明治時代に描かれた「増上寺境内全図」という地図でした。

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