この記事かなり長いです。
途中から会話文(笑)
美術館行って来ましたよーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ちゃんと履き替えてね(笑)
館内は撮影禁止なので写真は載せられないんだけど、感動しました。
でもとにかくすごい人でじっくり時間をかけて見ることは出来なかった。
でもヨハネスフェルメールの
【真珠の耳飾りの少女】
でもね、ぶっちゃけ一番印象に残ったのがスタッフの方(笑)
~ここから長いです~
最後お土産を買って出ようかと思った出口でDVDが流れていて、たまたまルイ16世の肖像画が画面に映ってて、もちろんアントワネット様もその後出てきて、その流れでフランス革命の話に。食い入るように見ていたら
「このDVDはすごく貴重なんですよ!」
そこからなぜ貴重かを説明されて、内容や価値やなんやら~
へ~って聞いてたら
「このDVDを全部みたら美大卒業並みの知識が得られるくらいのものなんですよ。」
(美大…卒業…並のちしき…)
思わずその言葉にゴクリと唾を飲みました。
本当に美大卒業並みとは思ってないけど、ベーシックは学べるってことだよね?それだけでもすごい。
まずこのDVDの利点
1、そのDVDは絵の説明だけでなく画家の人生の説明も詳しい。
2、DVDは1巻から順番に歴史に沿ってる。
↑これはかなり興味ある!
【スタッフVSまりあ】
スタッフ「絵の事を知ったら画家の事も知りたいと思うのは当然でしょ?」
まりあ「ええ、もちろん。」
スタッフ「ここからここまでがバロックで次が…」
まりあ「ロココですね?」
ここらへんのフランスの知識ならベルばらで鍛えてるわよ_φ( ̄ー ̄ )
ふっふっふっ
スタッフ「そうそう。それでね、最後の巻、ゴッホの誤解が解けるんですよ!」
まりあ「ゴッホの誤解…?」
スタッフ「ゴッホはなんで死んだとおもう?」
まりあ「自殺?」
スタッフ「それがね、違うんじゃないかって最近分かったんですよ!」
まりあ「殺されたってこと?」
続きはDVDで!!的な!!
ええ~!!
まりあ「それで…おいくらですの…?」
スタッフ「10万円です(⌒▽⌒)」
まりあ「10万!?!?!?」
ああだめ。そんな大金(>_<)
スタッフ「でもね、カードで24回払いで月々たったの5000円!」
まりあ「本当に美大生で卒論とかの為なら買ってたな。」
スタッフ「お客さん今年卒論?」
まりあ「まさか!もう卒業してます。」
スタッフ「ですよね、もう少し上だと思ったので。」
失礼だな(笑)
スタッフ「大学で専攻は?」
まりあ「絵とは全く無縁です。学部は外国語なので。」
スタッフ「でも、持っておくといいですよ。一生ものだから!」
うーん。。。
悪い買い物ではないけど、正直そこまで絵に詳しくない私…汗
そこまでというか全然詳しくない!
ぶっちゃけそこまで興味もない(笑)
まぁだからこそ見た方がいいんだけどね。
でも絵に興味がない私でも欲しいと思ったなぁ。
スタッフの方、私が買わないと分かっても色々教えて下さいました。
でもここからが本当のスタッフVSまりあだったのです!!
(かなりどうでもいい戦い)
スタッフ「【ナポレオン一世の戴冠式】の絵はご存知ですか?」
まりあ「ああ、あのでっかいやつね。」←アバウトすぎ(笑)
スタッフ「そう、9.3m」
す…すごい。メーターまでよく暗記できるな。
【ナポレオン一世の戴冠式】
スタッフ「この絵のこの女性の方、この女性の方はね…」
まりあ「ふふふ。知ってますよ( ̄ー ̄ )☆本当は出席してなかったんでしょ?」
(↑かなり得意気)
スタッフ「そうなんですよ!でも出席したことにしたんです!」
まりあ「ええ、知ってます。ナポレオンのお姉さんですよね?」
スタッフ「いえ、お母さんです。」
(やばい!!!私の知ったかがばれてしまう!!)
まりあ「あぁ、ええ、そうでしたね…。確かベルサイユ宮にあるのがレプリカで、ルーブルにあるのが本物…ですよね?」
スタッフ「ええ、その通りですよ!」
(なんとか別の知識で誤魔化したわよ(⌒-⌒; ))←誤魔化せてない
※ちなみに女性とは後ろの椅子に座っている女性で、ナポレオンの母
スタッフ「では【レースを編む女】はご存知?」
まりあ「ええ、鑑賞者の視線を女性の手へ導くあの絵ですよね?」
スタッフ「あの絵はね、手元の針が見えないでしょ?」
まりあ「え!?あぁ!ええ…、そうそう(⌒-⌒; )」
そうなの!?そうだったっけ!?
って調べてみたけどどうやら見えないみたい。
【レースを編む女】
※作者は真珠の耳飾りの少女と同じフェルメール
スタッフ「次にこの絵。この絵はご存知?」
もうここからは全く知らない絵や、見たことがある程度の絵で私の知識じゃ全く追いつけませんでした。
そして長々と絵を語って下さったスタッフの方。
最後にエンディング風な感じで、
スタッフ「こうやって見るとね、華やかだけど、この画家もこの画家もすごく苦労してるんですよ。」
そこで私がもうやめればいいのに負けず嫌い根性が…
まりあ「音楽家や作家と同じですね。モーツァルトもかなり苦労したみたいですし。」
スタッフ「そうなんですよ!!モーツァルトは~」
ええ!?画家だけじゃなくて音楽家にも詳しいの!?
さすが、歴史の背景を追いながら絵を勉強してるだけある。
ああ、でももうだめ。モーツァルトが苦労したエピソードも正直うっすらとしか覚えていないし、またスタッフさんの何かのスイッチを押してしまってとても楽しそうに話してる…。
最後は逃げるように
まりあ「では、私はこの辺で。。」
スタッフ「パリはいいよ。ルーブルに行くといい。その前には是非知識を得てから。ね?」
まりあ「ええ…、そうですわね。」
はぁ。パリもルーブル美術館も行きましたよ!
行って本物の【ナポレオン一世の戴冠式】や【レースを編む女】、【モナリザ】や【ミロのヴィーナス】、【ハムラビ法典】と見てきてからのこの知識の浅さ!
無知でルーブルに行くほどもったいないことはない。
やっぱりあのDVDが必要なのでは!?
いやいや、だったら実際ベルギーへ行ってルーベンスの絵を見に行きたい。
うん、それがいいよ。
それでいいのか?
このままの知識でルーベンスの絵を見たところで果たしてフランダースの犬のネロのように感動出来るのだろうか…。
よく、わからないけど、美術館を出てスターバックスへ
ここからが衝撃のラスト!
大学の友達と会いました。
そこで美術館へ行って10万のDVDを買ってしまいそうだったんだよ~なんて話してたら
友達「わたしこの前、56万円の絵を買っちゃった」
…へ…?
…
…
ご…ごじゅう…ろ…く…
56万円!?!?!?
あんたは私と同じ学部で同じ専攻で、でも56万の絵を購入したのね!
はぁ!あんたが大将!!
今回の勝利はスタッフでもわたしでもなく56万の絵を購入した友達!!
卒論のためだったらとケチなことを言ってた私って一体…
ルーベンスより今はその子が購入した絵を見たいわ!
ということでオーディション~美術館~スタッフVS私からの友達の買い物話というかなり充実した一日でした。
長々と読んでいただきありがとうございました!
みなさんだったら絵、DVD、実際に見に行くの3択だったらどうしますか?
私はやっぱり実際見に行くかな。
海の向こうでも☆