煮詰まった結果なのかどうなのか。。。

蕁麻疹が出てしまいました。

 

ある日、左腕の肘の裏側が急にかゆくなり

ちょっと掻いたらあっという間にぷくっと表面が盛り上がり真っ赤に。

そして我慢できない痒みが奥から奥から出てくる感じ。

自作の虫刺されバーム

(ココナツオイルとミツロウをベースに

ミントやレモングラス、ユーカリ、カンフルなど

エッセンシャルオイルを適当に混ぜたもの)を

塗るも気休め程度であまり効かず。

夜には右の二の腕あたりに痒み。

触れば触るだけ範囲が広がり焦る。

そして気づけば左の肘裏部分は落ち着いている。

???なんじゃこりゃ???

 

翌日はお腹に一箇所、左足の膝裏部分に。

そして反対側・・・・とエンドレスな1週間。

 

友人の耳鼻科医に届け物をする予定があったので

専門外は承知で相談してみる。

「アレルギー反応かもしれないし、とりあえず抗ヒスタミンを」

「どうしても我慢できないときにだけこのクリームを」とステロイド剤を。

とりあえずの処置だから続くようなら皮膚科、あるいはホームドクターに相談をと言われ

皮膚科を予約しようとネット検索すればどこも新規の患者は取らず、

ネット予約ができるところは2022年の6月以降から(驚)

専門医の予約は取れないと聞いてはいたけど、ここまでとは!

 

で、ホームドクターに相談。

診察してもらうまでの1週間も、症状はおさまることなくどちらかといえば

認めたくはないけれど悪化している様子。

小さかった患部がどんどん大きくなり手のひらでは覆い隠せず、そして消えなくなってきた。。。

とにかく一日中かゆい。夜はかゆくて目がさめるくらい。

 

「蕁麻疹の典型的な症状ですね」と診断。

 

お医者さん曰く食べ物でないとすれば精神的なことが原因の場合がほとんど。

私の場合、夜にも痒みで目覚めるくらいだから、食べ物ではないでしょう、と。

「思い当たることはありますか??」

 

 

ありすぎる!

 

 

いくつでも思い当たる節が出てくる出てくる。

まずコロナ。

いろいろな生活制限。

長男が実は去年精神的に辛い一年を過ごしていたこと。

(コロナでオンライン授業がメインとなり、アパートからほぼ出ることなく、

友達ともリアルに会えず、一人きりですごく苦しかったらしい。

そしてそのことを私は当時知ることはなく

彼が一人で苦しんでいたと後から知らされたこと。

ポツリポツリと話し、涙を見せて「つらかった」と言われたときには

胸が張り裂けそうになった)

この9月から長女がフランス本土で一人暮らしを始めること、

その手伝いに行けないこと。

そしてワクチン接種のいろいろ。

(私はワクチン反対派ではないけれど、いろいろ思うところがあり、

今回のコロナへのワクチンは未だに接種していません。)

 

いろいろ話を聞いてもらい、引き続き抗ヒスタミンをメインに様子見することに。

どうしても、というときに3日間だけという限定でステロイド剤の内服薬も処方されました。

(ビビリで怖がりなので、飲んでいません)

初めて「蕁麻疹」というフランス語を学び、家に戻って検索祭り!

フランス語でも日本語でも頭がくらくらするくらいクリックしまくりました。

 

そして数日後に年に一度の婦人科検診があり、また違うお医者さんに。

私の蕁麻疹を見た女医さんは

「ご主人の暴力じゃないわよね?」とまずDVを疑ってきた(笑

誤解を解いて蕁麻疹らしいと話をし、その女医さんからも典型的、とお墨付きをいただく。

「抗ヒスタミン剤を1日1回から2回に増やし、たとえ症状が出なくなっても3週間は薬を続けること。

ステロイドの内服剤は飲まないこと、クリームも役に立たないはずだからつかわないこと。」

とホームドクターより的確で詳しい話をしてもらい、ストンと頭に入りました。

(ワクチン推奨派の先生で「もちろん受けない選択肢はあるけれど」「1日でも早く接種を!」と

4、5回言われたー。そしてその度にウズウズと蕁麻疹がかゆくなるのが感じられた自分、

やっぱりメインの原因はこれなんだなーと実感したのでした)

 

というわけで、なんとなくでも全てが繋がり、自分でも納得ができて

薬を規則正しく服用し始めもうすぐ3週間。

症状が落ち着き、蕁麻疹が出なくなったのが3日前。

長男も長女もフランス本土で新学期が始まり一安心できたこともあると思うけど

不安な気持ちが薄くなったのは確か。

心は正直なんだなとつくづく思った出来事でした。

(長くなりました。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます)