陸前高田 小友 | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

陸前高田 小友

岩手 陸前高田から帰ってきました。


今回のマッド隊は総勢7名。

エイ出版社 ガーソ

トレーダー ノダメ

上野商会  ナカオ 

フェローズからは

俺と南部。

そして芸能界を代表して、風見しんご

とスマイリーキクチも参戦。


さて、今回のオペレーションは原チャリの陸送と、ガレキ撤去。

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必要な物資を積み込んで夜8時半に恵比寿を出発!


ひたすら東北道を走りぬけ・・・・・ ・

一般道で右往左往(あちこちの道が消失し、カーナビが役に立たない)


気仙沼港に迷い込み、とてつもない光景を目にしたり汗

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石巻のデジャブ的な、ガレキの山を迷走し、

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想定外の景色を目にしながら

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走ること10時間車

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やっとこ着いた目的地は、陸前高田の藤田家。

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藤田家の二代目は南部の親友で、

野球部のキャプテンを務めていた高校球児。

今は代々続くカキの養殖業を生業とする一家の長だ。


この大地震で、高台にある家屋は床上浸水で免れたが、

目の前を走る線路を追っていくと・・・・・ ・

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2メートルほど下ったレールの先は、

S時に曲がって引きちぎれていた。

ホントに寸でのところで大惨事を免れていたのだガーン


ところが、カキの養殖場は全て波にさらわれてしまった。

一昨年、潮の被害を受け、大金を投入して

再建したばかりの漁場が、すべて消えてしまった。


あの日、漁場に向かおうとし船を進めると、

きっ水線にたつ異様な波紋をみつけ

嫌な予感がし、船を引き返したそうだ。


それがまさに地震の瞬間だったのだ。


家に帰ると津波警報がすでに発令されていて、

家族を連れて高台に非難し、命も寸でに守りきった。


あの時、海が少しでも荒れていたら"あの波紋"は現れず、

いまごろ・・・・・ ・どうなっていたことやらと回想した。


さて、早朝についた我々を、

お母さんが温かい味噌汁で迎えてくれた。

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被災地支援ではあまり無い贅沢をいただき、

長旅の疲れもスッと抜けていく思いだった。


一息ついて、まずはじめに念願の原チャリを下ろし、

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藤田さんに寄贈した。

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改めてスクーターを提供してくれた山平くんに感感謝グッド!


この件をツイッターで呼びかけたこともあったのだが、

送られてくるバイクは全て錆びだらけの廃車状態。

捨て場に困ったモノを支援物資という形で送ってくるのだ。


逆に受け取った彼が復興作業の合い間をぬって、

廃棄処理をする羽目になる。


まさに"泣きっ面にハチ"とはこのことだ。


中には良かれでする方もいるのだろうが、

相手の立場に立って今一歩深く考えてから行動するよう、

この場を借りて言わせてもらいたい。


さて、その他の支援物資も全て荷室から出し、

次のオペに取り掛かる準備を始める。


堤防側の畑を、カキ養殖の仕掛け作業の場と出来るように、

全てのガレキを撤去する作業に取り掛かる。


ただし、畑と聞いて都下の家の近所を思い浮かべていた

俺たちは痛い思いをするのであった・・・・・ ・


続きは次回。


ではパー