A long time ago in a galaxy far, far away...
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
ついに
待ち望んだ
episodeⅦ
スター・ウォーズ
フォースの覚醒 2D 字幕版
STAR WARS: THE FORCE AWAKENS
世界同時公開
日本時間 2015.12.18. 18:30 スタートを
ＴＯＨＯシネマズ日劇１にて観て来ました。
ジョージ・ルーカスが、当初考えていた
７作目以降の話しとは、かなり違う物になった筈ですが
それは、まさしくスター・ウォーズ・サーガでした。
エピソード Ⅳ～Ⅵ のルーク篇をきっちりリスペクトしながら
魅力的な新キャラクターを配置し
新しいスター・ウォーズの幕開けに相応しいストーリーテリング的な大ＳＦ絵巻。
キャスリーン・ケネディとＪ・Ｊ・エイブラムスやってくれました！！！
そして脚本に Ⅰ～Ⅲ には参加していなかった
ローレンス・カスダンが復帰したのが功を奏したと云えるでしょう。
エピソード Ⅰ～Ⅲ で多かった不評に嫌気がさして
ジョージ・ルーカスが制作から離脱したのが結果的に良かったと云う皮肉も残りましたが・・・
ミレニアム・ファルコンの登場させ方からして泣かされ
ソロとチューイがミレニアム・ファルコンに戻る過程の巧みさ
もう予告編でソロとチューイの２ショットを見た時から泣いてました・・・
３ＰＯの絶妙な登場に
ＢＢ-８とのキャラ被りに距離を置かせた
Ｒ２の立ち位置の何とも上手い匙加減。
もう存在しないダース・ベイダーの絡ませ方。
レイアが、物語の流れを作っている構成の妙。
そしてルーク登場の究極の引っ張り具合。
それらのオリジナル要素に必然と溶け込んで来る
新しいキャラクター達もまた魅力的です。
Ⅶ ～Ⅸ のメインキャラとなるレイは果たして誰の子なのか？
この役にデイジー・リドリーの選抜は大正解です。
フィンを演じるジョン・ボイエガは、
あの「 アタック・ザ・ブロック 」の主演でカリスマ性を現わした彼でした。
今後、物語の要となるこの二人が中々良いので安心しました。
そして、公開前から既に人気キャラの・・・
新ドロイドのＢＢ-８が、予想以上の愛すべきキャラで安泰。
最大の敵キャラとなるカイロ・レン
その境遇にお約束の秘密を施していますが
演じるアダム・ドライバーの存在感が現時点で弱いのが
今の所、新生ＳＷで唯一の難題でしょうか？
レジスタンスのリーダーであるポー・ダメロンを演じるオスカー・アイザックは、
「 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 」とは全く違うので驚きました。
そして、レイとフィンをフォースへ導く
重要なキャラであるマズ・カナタをモーション・キャプチャーで演じるのは・・・
「 それでも夜は明ける 」のオスカー女優ルピタ・ニョンゴ
エピソー Ⅳ～Ⅵ の愛すべきキャラクターたちの３０年後に
新しい魅力的な新キャラを融合させながら
懐かしさと新しさを兼ね備えたワクワクするスター・ウォーズ・サーガ新章の幕開けです。
そしてＳＦ映画ファンを熱くする
進化したインダストリアル・ライト・アンド・マジックによる特撮の素晴らしいこと！
今までなら宇宙空間でのアタックシーンがほとんどでしたが、
今回は、惑星の地上を絡めた見事なファイトシーンの連続で観る者を魅了します。
ジョージ・ルーカスが構築した
本筋とは関係なく画面のあちらこちらに動き回る
愉快で騒がしいキャラたちをきちんと継承させ
魅惑的なＳＦアイテムも更に多く登場させます。
そして噂のカメオ出演ですが
サイモン・ペグは、本人が出てると言ってるし
ダニエル・クレイグが
あのストーム・トルーパーなのも本当らしいです。
さて
反乱同盟軍がデス・スターの設計図を奪うべく奔走する物語らしい
来年公開予定のスピンオフ第１弾
ギャレス・エドワーズ監督！の
「 Rogue One: A Star Wars Story（仮）」を挟んで
２０１７年公開のエピソード Ⅷ まで
また楽しみが増えてゾクゾクします。
