強巴林(チャンバリン) in 名古屋 | 女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

海外ひとり旅は初めてだったけど、地球をぐる~っと見てきました!
(2010.04.01~2011.10.13)&帰国後日記…

5/4


3日の夜から夜行バスで名古屋へ。
目的は強巴林(チャンバリン)。

(チベット仏教の寺。日本人の
女性がチベットで修行を重ね尼となり、
日本に建てた寺。チベット仏教の寺は私が
知る限りでは日本には2つしかない。)
チベット好きの私としては興味津々な寺なのだが
まぁマニアックな寺だろう…汗


とりあえず、早朝に名古屋に着いて
名古屋駅にあるきし麺屋できし麺と天むすを堪能おにぎり
必ず私は旅で太る!叫び
名古屋は名物が沢山あるから心配…あせる


ガイドブックも持たず、何も名古屋情報を
持っていない私。
とりあえず、朝食の後はチャンバリンへ。


名古屋へ来た目的はこの寺以外に何もない。
その為だけにホテルを探したり、旅支度をするのが
面倒だったので、日帰りにしたのだ。
まぁあとは前日でもバスに空席があったからだが…
(なんとまぁ面倒臭がりやだこと(笑))

なので、夜行バスバスで朝到着して、その日のうちに
また夜行バスで帰るので車中2泊はするが実質は
日帰りなのだ。


チャンバリンにはなんとか辿り着けたものの
マニアックな寺なだけあって誰もいなかった。
一人でのんびりと周っていると途中で若い女性が
一人入ってきた。
彼女は太いロウソクに何やら願い事?を書き、
それを仏像の前で灯し、声をだしてお祈りを始めた。
その口調からすると中国語っぽかった。
彼女は中国人なのか…それともチベット人なのか…
彼女は泣きながら30分以上お祈りしていた。
熱心にお祈りをしている彼女の邪魔をしないように
私は一通り見終えるとすぐに寺を後にした。

そしたらば、なんと後ろから彼女が自転車で
追ってきたのだ。
彼女はスッキリしたような清々しい笑顔で
「あなたは日本人?中国人?私は中国人!」
と私に話しかけてきた。
さっきまでは泣きながらお祈りをしていた彼女。
全く違う表情と彼女のテンションに少しだけ
ビックリした。
そして彼女は手で自転車を押しながら、喋り出した。


彼女は中国華北省の出身で20歳の留学生。
4月から日本に来たそうだ。
日本語も片言ではあるが上手だった。
彼女はまだ友達が一人も出来ないと悩んでいた。
又、中国にいるお母さんが病気になってしまって
その事を心配でお祈りしていたんだとか。


私は中国人の中にもチベット仏教の信者はいるの?
と思わず聞いてしまったのだが、彼女は
首を半分かしげながらも「少しはいるよ~。」
と言っていた。

正直、その真意は私にはよくわからなかった。
日本人が信者でもないのに寺や神社、教会に
行って願い事をするのと同じ感覚なのかなぁ?
と勝手に感じてしまったからである。
彼女にとって、日本の寺に行くより
チベット仏教(中国)の寺でお祈りする方が
良かっただけなのではないか?などと
思ってしまったわけです。
私の中でチベット仏教とは熱心で信仰の厚い
チベット人のイメージが強烈に焼きついているから
それ以外の人は信者ではないと感じてしまうの
かもしれない。


私は旅の目的も終え、あとはノープランだったし
ずっと彼女と喋っていても良かった。
でもあえて彼女にその提案はしなかった。
日本、中国、チベットの関係を考えると沢山
聞いてみたい事が浮かぶのだが、今の彼女に
それを聞くのは酷な気がした。
かといって、その事を切り離した会話も
あまり思いつかなかったのだ。


とりあえず、私は彼女にとって日本で初めての
友達となり、お互いの連絡先を交換しバイバイした。
遠距離ですぐに会える友達でもないのに
彼女はとても嬉しそうに帰っていった。



その後は、なんとなくバスや電車の流れで
辿り着いた地を適当にフラフラした。
最終ゴール地点の名古屋駅しかプランは

決まっていなかった。


名古屋駅に向けてJRの駅に行く為にバスに乗り、

下りた駅の近くに徳川園(徳川家の庭園)が

あったのでフラフラと寄り、その後も

電車を乗り換えるついでに改札を出てフラフラ

するって感じだった。

結果的にはその他に
熱田神社(とても大きな神社で有名らしい。
緑も多く、神聖な感じがした。観光客も多かった。)
栄(テレビ塔やショッピング街、繁華街などがある)、
名古屋駅の駅ビルなどをフラフラした。


なんとなく名古屋へ行ったのになぜ名古屋城へ

行かなかったの?と突っ込まれそうだが
今回は名古屋城に呼んでもらえなかっただけで

特に理由もないのだ~!(笑)





女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…


女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…


女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…


女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…