大重潤一郎監督 | 女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

女ひとり、ちびカズの地球ぐる~り…

海外ひとり旅は初めてだったけど、地球をぐる~っと見てきました!
(2010.04.01~2011.10.13)&帰国後日記…

大重監督の話す言葉にはパワーがあった。

喋り方も豪快な喋り方だし、冗談も言うユニークさ

もあるが、ただそれだけではないような…


通称「神の島」と言われている久高島に移り住み、

彼は何十年も久高島を撮り続けている。
彼に島の神が宿っていてもおかしくはない気もする。


彼は脳出血で昨年?一度倒れ、右半身不随に。
記憶も失い、余命宣告もされた彼でしたが、医者も
驚く程の復活を見せ、今は時々聞き取りづらい時も
ありますが、言葉も話せ、車椅子ですが
支えがあれば

少し歩く事もでき、記憶も戻ったようです。


又、肝臓も癌を患い、既に3回くらい手術をしている
そうです…叫び
それでも好きな事は我慢せず、毎日、お酒を
楽しんでいるようですあせる
(講義の後、みんなで飲みに行きましたビールもちろん
監督も大好きな日本酒お酒を呑まれていました。

講義の最中も透明の液体を…飲んでた?(笑))


彼からはとても強いオーラ?エネルギー?が
感じられます。
それは生きる意欲?生きたい欲求?が強くあるから
なのか…


彼は半身不随修復の為のリハビリが始まった時
「こんなん、やってられるか~パンチ!」と拒否して
やらずに帰ったそうです叫び
彼にとっては、なんとも面白くない?リハビリ
内容だったようで…あせる


彼は日常の生活から湧き出てくる欲求を満たす為に

動き、結果的に動けるようになったそうです。
それが本来のあるべきリハビリ方法だと

言っていました。
人によってやりたい事は違うのだ。
欲求や目標が無ければ、苦しく、面白くもない

単純動作のリハビリに耐えるのは容易ではないし、
なかなか進歩もしないとか。

なにも病院で言われたリハビリ方法をそのまま
やらされてる必要はないのだ。


ちなみに彼は大好きなお酒のツマミを買いに行くのを

リハビリにしていたそうです。言葉も仕事で電話を

しなければならない機会が多く、話しているうちに

話せるようになったなどと言っていました。


彼は自分の欲求に素直に、そして精一杯必死に
生きているように思う。
だからこそ、エネルギッシュでイキイキとしていて
そのパワーが表に溢れ出ているのだろう。

今は次回作映画に向けて動き始めているそうです。
一度死にかけ、現在も肝臓癌を患っている

ようには見えない元気なおじいちゃんだニコニコ


彼は「自然」や「過去」を顧みない日本の急激な発展、

成長に対し、30年以上も前から戦ってきた。
東京から関西、そして今は沖縄へと逃げてきたのだ。

と笑いながら言っていたが、きっとただ戦う場所を

変えただけのように思う。
だからこそ、彼の発する言葉には説得力があり、

パワーが宿っているのだ。


ずっとずっと長生きして欲しい。