薬の窓口

新しいコラムは読みました?

妊娠中の薬の話

ダウンダウンダウン

https://column.kusurinomadoguchi.com/articles/zYM2M

 

最近突然

 

真田丸

http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/

 

にハマってしまいまして

 

ろくに記事の更新が

できない状況が続いております・・

 

大泉洋

 

昔は

アップアップアップ

ヒゲのおっちゃんに

何度も騙されてたのに

 

みんなに笑われていたのに・・

 

大河ドラマの

準主役なんて

 

立派な役をもらって・・(涙)

 

あっ

でも

やっぱり

 

アップアップアップ

ヒゲのおっちゃん

相変わらず

何度も騙されてる・・(笑)

 

・・・

見てる人にしか

わかない話題から

入ってしもうた・・

 

さて

前回記事で

 

医者から見た

人間ドック

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-12197902937.html

 

という話題について

書きました

 

コメント欄で

 

「PETCTはどうですか??」

 

というものを頂きました

 

実は

記事内で

PETCTの事も書こうとして

すっかり忘れていました

 

今回は

PETCTについて

解説と自分の意見を

書きたいと思います

 

PETCTとは

 

放射性同位元素を

含有したブドウ糖

体内に注射して

 

しばらくして

そのブドウ糖の

体内の分布をCTで観察する

 

検査です

 

でも・・

ダウンダウンダウン

 

ですよね??

 

一体それで

何がわかるんじゃ?

 

 

ごもっともなので

最初から説明します

 

ブドウ糖というのは

体の中のエネルギーで

細胞が生きていくために

必要なものです

 

ブドウ糖は

肝臓に貯め込まれ

必要な場所に耐えず放出されます

 

さて

 

がん細胞というのは

他の細胞に比べて

非常に早く分裂します

 

ということは

他の細胞よりも

多量のエネルギーを必要とします

 

ここまでくれば

理解は簡単かと思います

 

わざとマークをつけた

ブドウ糖を体内に送り込んで

がん細胞に沢山取り込ませると

 

CT検査で

がん細胞の部位がわかる
(取り込みが強い部分は

染まって見えるような結果となります)

という原理で

 

全身の検査を

一気に行うことができるのが

PETCT検査です

 

お値段

10〜15万円

高いと感じるか

安いと感じるかは

 

あなた次第

 

ただし

説明した通り

 

PETCTは

何もがん細胞に

特異的に反応する物質を

使用している訳ではありません

 

ここに

意外と落とし穴があります

 

PETCTが不得意な

範囲があることを

しっかりと理解しないといけません

 

PETCTが不得手な範囲

 

1)脳

脳が使うことができる

唯一の栄養分が

ブドウ糖です

 

そのため

脳では、

絶えずブドウ糖が使われています

 

結果的に

脳内では

がん細胞があろうとなかろうと

ブドウ糖が大量に取り込まれ

 

脳内は真っ赤に染まります

(赤>黄色>青の染まりで結果が出る)

 

脳腫瘍には

PETCTは

全く向きません

 

2)肝臓

PETCTの仕組みで解説した通り

肝臓はブドウ糖が

貯蔵される場所です

 

よって

肝臓もがん細胞がなくても

染まってしまいます

 

肝臓にも不得手

 

肝臓を見るなら

腹部超音波

の方が有効です

 

3)腎臓・尿管・膀胱

ブドウ糖が代謝され

体から排泄される時

いわゆるオシッコから

体外に出されます

 

そのため

PETCTでは

尿中に放射性同位元素が

大量に溜まってしまうため

 

腎臓から膀胱にかけても

普通にCTで

染まって見えてしまいます

 

 

臓器別に

不得手な範囲を羅列しましたが

 

他にもPETCTは

・小さすぎる腫瘍には染まりにくい

 

という点や

・風邪などで、リンパ節が腫れると

 そこも普通に染まってしまう

 

点など

意外と万能という訳ではありません

(ちなみに胃や食道の検査も苦手)

 

そのため

臨床的には

 

すでに原発巣がわかっている癌の

転移部位の検索

 

 

癌に対する治療効果を

判定するための検査

 

 

腫瘍マーカが高いが

腫瘍がどこにあるのかわからない

 

時など

使用するタイミングは

結構限られています

 

もちろん

検査としては

かなり有効性が高いですが

 

脳:MRIやCT

肝臓:経腹超音波

胃:胃カメラ(内視鏡)

膀胱:腫瘍マーカー・尿検査や膀胱鏡

 

など

苦手な範囲を

きちんとフォローできるような

検査を一緒にやらないとならず

 

PETCTだけで

安心が得られる訳では

決してないのです

 

・・・

 

・・・・

 

実は私も

内視鏡とかやりたくないから

 

PETCTさえ受ければ

いいんじゃない??

 

なんて

考えた時代もありましたが

 

やっぱり

そう上手くはいかないもんですね

 

 

さて

木曜日から

いよいよ北海道です

 

台風の心配の声も

かなり頂きましたが

 

やはり

台風の傷跡は

まだ癒えてはいないようです

 

しかし

これもせっかくの機会と

前向きに捉えて

 

いくぞ!

北海道〜

 

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