あの極秘情報は
すでにチェックしましたか?

いよいよ大詰めですので
是非チェックです

極秘情報2

さて、最近子宮筋腫を
シリーズでお伝えしてきましたが

これで一段落です

今回は粘膜下筋腫で起こりうる
特殊な病態である

筋腫分娩

を解説します

筋腫分娩・・
聞いた事ありますか?


なんとその名の通り

子宮筋腫を分娩します


子宮内から子宮筋腫が出てきて
膣からボロっと排出されます

何故そんな事が起こるかと言うと

粘膜下筋腫が大きくなってきたのに
ほっておいた事が主な原因となります

粘膜下筋腫が大きくなると
大抵子宮内膜側に
どんどん筋腫が突出していきます


子宮筋腫が粘膜側に
突出している割合を
突出率と呼びますが

これが100%に近くなると
子宮内膜と根元が
茎のようになって
ブラブラした状態となります


果物がなっているみたいですね・・

もしこの茎がねじれたり
重さに負けてだんだんのばされたりすると

子宮筋腫が下の方に降りてきてしまいます


これが筋腫分娩の病態です

絵で見ると
簡単に子宮筋腫が外に出ているように
見えますが、
実際には、茎部分が中途半端に残り
ねじれた茎から出血が大量に出たり
子宮の出口から筋腫が上手く出なくて
強い腹痛を認めたりするため

緊急で処置が必要な状況です

処置は前回解説した

TCR(経子宮頸部切除術)




盲目的に茎部分を縛り上げて
筋腫を完全に下に落とし込んだりします

粘膜下筋腫は
小さい割に、色んな症状を認めますし
大きくなると筋腫分娩のリスクも
増しますし

早めの対処をした方が良い病気の一つです

さて、これで
子宮筋腫の話は一旦お休みです

何か解説してほしい事等あれば
コメント欄にでも残しておいて下さい

ブログランキングの方も
よろしくお願いします