「お医者さまの奥さんのバカぶりについて」の補足2 | kyupinの日記 気が向けば更新

「お医者さまの奥さんのバカぶりについて」の補足2

先日のエントリの内容がわからない人たちもいるようなので、もう少し具体的に書きたい。あのエントリの意味がわからない人はまさに当事者の人たちかもしれない。本当はブログが荒れる原因になるし、一部の人に嫌われるのでこれ以上書きたくないのだが、この機会にまとめて書かないと、もう書かないと思うから。

あのオバサンは、「はて?」と思うような奇妙なことをした。そのオバサンの子供たちは、科目ごとに別の家庭教師がついていたのである。

女の子は僕と同じ大学の学生が教えていたのだが、その女の子が唯一成績が良いため、その一般学部の学生の能力を買いかぶるに至った。オバサンによれば、「その学生はうちの医学部でも軽く通る」というのである。既に、僕は呆れ果てている状態で「はい、はい」といった感じである。僕はもうおなかいっぱいであった。その学生を休学させ、1年予備校に通わせ医学部を受けさせたのである。

結果はもちろん不合格である。うちの大学の水準は東大理Ⅰと変わらないのに簡単に合格できるはずがないじゃん。薬学部でさえ、合格最低点が200点違うというのに。結局、おかしなことをした挙句、その学生に対しても引っ込みがつかないことになった。結局、その工学部の学生を退学させて、私立の医学部入学させ、そのオバサンが学費を払っていたらしい。その後、医師になったかどうかは知らないが、たぶん医師になれたのではないかと思われる。

僕は小学校の時の同じクラスで国立医学部に行った子が僕を含め3人いる。しかも医学部以外の国立大学に行った子も他に10名くらいいたので、一介の公立小学校にしては驚異的であった。当時、その地域では優秀な人たちが多く住んでいたことと、教育の意識が高かったこともある。そのオバサンにこの話をしたところ、「その小学校にぜひ転校させたい」と真剣な顔で言っているのである。

このオバサン以外の医師の家庭の話だが、その家の母親はなんと子供の担任の先生(公立)を家庭教師につけていた。そんなことが許されるのか?と言いたいが、受ける先生の方もどうかしている。これは小学校だけにすべての教科のテストの採点や期末の成績評価にも大きく影響するわけで、大変な不正である。6年生だったので、内申書も良いように書くしかないわけで、進学にも相当に有利なはずであった。まさに手段を選ばないわけだ。こういうことをぱっと思いついて、担任の先生に頼むところが常軌を逸しているのである。

この話は例のオバサンに会う以前に経験したことで、この話をオバサンにしたら、自分の子供の担任にもぜひ頼みたいと言い出す始末。なんというか、すべての面でズレているのである。

基本的に自分の狭い世界で生きていて、自分のことしか考えていないのである。だいたい彼女たちは、例えば自分がこういう風に言ったら、相手がどのように感じるかとかほとんど気付かない。究極の「ひとり勝手」である。まさに周囲の人に不快な思いをさせる天才で、このようなことで周囲が絶句していることにも無頓着なのであった。もう少し周囲の人たちを思いやる気持ちを持たないと。自覚していないので、自分が変だと言う病識もないのである。

まあ、あの人たちは変われないまま、ずっと歳をとっていくのであろう。

なお、この一連のエントリの意味がわからなかったり、あるいは不快な気持ちになった人は本当に認知がズレていると思うよ。その証拠に、読者の学生さんなどは当事者なのにあのエントリには爆笑したと言っている。このタイプの認知のズレはこの世界では非常にありふれているのである。

あのエントリで不快になった人たちは、今後、僕のブログを見てもらわなくていい。ブログを見るかどうかは任意のものだからだ。