甲状腺と霊感 | kyupinの日記 気が向けば更新

甲状腺と霊感

霊感のメカニズムはまだよくわかっていない。いつだったか、何かの書物でチラッと見たことがあるのだが、ある説では甲状腺ホルモンの上昇(変化)が霊感をもたらすのだという。

これはバセドー病の幻覚妄想との関連も含め非常に興味深いと思った。確かに甲状腺機能が上がってくると、直感が研ぎ澄まされてくるようには見える。ちょっとした人の話や動作で何か意味を掴むのは良いが、時にはやりすぎになり妄想と言って良いこともある。甲状腺ホルモンの上昇が霊感をもたらすと言うなら、女性は勘が働きやすいこと(女性の勘)や女性に霊能師や占い師が多いことが説明できる。バセドー病は女性に多いからだ。

いつかエントリとしてまとめて書きたいと思っているのだが、バセドー病に見られる幻覚妄想は、統合失調症のそれとはクオリティに相違があり、仔細に聞くとなんとなく統合失調症っぽくないのがわかる。これはプレコックス感とは全く異なる客観的所見に近いものだ。

こういう風に考察を進めていくと、このカテゴリーに入る正統派?霊能師は「宜保愛子さん」しかいないということになる。確かに彼女は痩せていて、目もギョロリとした感じで甲状腺機能が上昇していてもおかしくない顔貌ではあった。彼女以外にこのタイプの女性霊能師がいるのかもしれないが、僕は詳しくはない。

1990年代、オカルト系のテレビ番組で、宜保愛子さんと彼女の宿敵・大槻義彦教授の激論があったがあれは本当に笑えた。あれはぜひ一度「朝まで生テレビ」でやってもらいたかった。彼女は2003年、胃癌で亡くなっている。

この霊感と甲状腺機能の関係だが、僕はもはや信じていない。嫁さんがこういう霊能モノのテレビ番組が好きなので、一緒に見たりするのだが、今の日本でわりと知られている女性霊能者では、

木村藤子
下ヨシ子
(細木数子)


くらいが有名だと思われる。特に木村藤子さんは結構すごいのではないかと思っている。細木数子さんは今や芸能人と言ってよく、料理がうまいらしい(嫁さんの証言)。細木さんは首が太く「お坊さん」に近いと思っている。尼さんと呼ぶべきか。

また、ディスカバリーチャンネルで霊能者が捜査に協力し、ありえない展開で殺人事件の被害者の遺体や犯人を発見するようなドキュメンタリーがあるが、各国の女性霊能者の体型は皆ほぼ似ている。

「背は高くなくずんぐりむっくりで痩せていることも稀。むしろ小太りと言ってよい。」

なぜこのようなことを思うのかと言うと、精神科医は精神症状と一緒に体型をチェックする習慣があるから。興味のある人はグーグルで「クレッチマー」で検索してほしい。

ディスカバリーチャンネルでの男性霊能者に関しては、痩せている人は少ないように見えるが、女性ほど共通点がないと思った。東欧だったかドイツだったかもう覚えていないが、視力障害者の男性霊能者はむしろやせていたと思う。

いつだったか、FBIの超能力捜査官・ジョゼフ・マクモニーグルの透視により、麒麟の田村さん(芸人)の失踪していたお父ちゃんが発見されるという番組を観た。あれがヤラセでなければ、本当に素晴らしい透視が存在していると言わざるを得ない。たぶん田村さんはヤラセでああいう番組に出るような感じではないので、あの霊能力は本物なのだろう。

こういう風に考察してくると、甲状腺機能が関与しているように見える霊能者はむしろ珍しいということが判明。今日のエントリのオチがなくなってしまったのであった。