精神病と奨学金 | kyupinの日記 気が向けば更新

精神病と奨学金

精神病になって障害年金を受けるか、それに準じるほど重い場合は、奨学金(育英会)の返済の猶予ができる。これは主治医にそのように診断書を書いてもらうと良い。例えば障害年金2級を受けており、ほとんど働けない状況だと、障害年金を貰っていても返済猶予になるようである。このあたり、金利の扱いや最終的に払えなくなった場合、その借金はどうなるのかまでは僕は知らない。

そういえば、自治医科大学では、卒業した時点で、何千万かの借金が背負わされる。これは僻地医療に10年くらい携わることで、免除になるルールになっている。だから、自治医科大学の場合、何がもっとも損失かというと、最も若くて勉強すべき時期に高い医療技術が取得できない僻地に行かねばならないことであろう。

ずっと何年も連続して僻地だと、医療レベル的についていけなくなる危惧もある。だから自治体も考えていて、数年ごとに市中の中枢病院と僻地の病院をローテートしているようである。自治医科大学を卒業した友人に関していえば、そこまで僻地ばかり行っているようには見えなかった。

その友人は、自分の子供にもぜひ自治医科大学に行ってほしいんだと。

僕は、そういう風に思うものだろうか?と思ったので、なぜなのか聞いてみた。やはり、子供には自分の卒業した大学に合格してほしいものだ、ということだったが、どうも僕には理解できなかった。

僕には子供がいないので、こういう気持ちがわからないのかもしれない。