不登校と鼻咽腔クロールチンク塗布療法 | kyupinの日記 気が向けば更新

不登校と鼻咽腔クロールチンク塗布療法

不登校とは、児童生徒が30日以上登校しない、または、したくてもできない状態をいう。この30日という数字は文部科学省が示す数字であり、学校に籍をおいて、なおかつ年間に30日以上登校をしない状態を言っている。問題はこの背景である。本来、不登校は「病気や経済的要因を除いた原因で登校しない」ものを言うので、たとえば、アスペルガー症候群のため学校にいけない子は定義的には不登校とは言わない。(アスペルガーなのに認識されてないなら不登校)  

この定義だと、全国の公式の不登校数はだいたい13万人といわれるが、少し揺れがある。日本の場合、小学生より中学生がはるかに多い。もともと、この定義自体があまり知られておらず、内科的疾患は普通、不登校に入れないが、精神疾患はよく把握できない疾患なのでしばしば不登校に入れられているのではないかと思う。僕は、かつて不登校で紹介されてきた男子中学生で、明らかに統合失調症であったことが実際にある。これは、不登校とは言わないのである。結局、身体的にも精神的には診察上、あまり病気に見えないもので、原因がよくわからないものが不登校とされているといえる。

僕の場合、不登校の初診をあまり診たことがない。それは民間の精神病院には「不登校」はあまり来ないからだ。僕の病院には紹介などで偶然に来るか、僕の患者さんの子供に不登校が発生し、相談を受けて診るというものに限られている。あるいは職員の子供の場合である。

もともと、「不登校はいじめが原因である」という誤解があった。これは実際にそういうこともありえるのであるが、ちょっと矛盾しているのである。

僕は毎年、看護学校に授業に行っているが、このことはもちろん教えているし試験のポイントでもある。不登校はいじめが原因かもしれない、ということを支持するものはある。それはいじめは、日本の場合、中学1年生がピークであり、中学校で最も多いこと。これは、中学生の方が小学校よりも不登校が多いという事実に矛盾しない。しかし、いじめの問題は僕がガキの頃からあったのである。僕が小中学校の時、学年で不登校の子供は1学年で1~2名だった。もちろんこれは表面的にそう見えるだけで、実は精神疾患があったのかもしれない。当時は不登校自体がほぼ存在していなかった。つまり、いじめの問題以外の要素、つまり家庭、学校のあり方や社会的要因が大きいように思われるのである。

一見、病気に見えない不登校は、一般の人、あるいは小児科医には精神疾患が把握できないものもあるので、不登校の中にある程度の精神疾患は含められているはずである。アスペルガーの場合、特に引きこもり状態なら、きちんと診断されず不登校として埋もれてしまっている可能性もある疾患のひとつだと思う。

このブログで、生物学的要因が高い不登校は治癒する可能性があると書いたが、これは不登校の中で、把握されにくい精神~身体疾患が含まれているからである。もちろん、その生物学的背景がある疾患でも治癒の可能性が高いものとそうでないものが存在している。アスペルガーは一応、不登校に含めないが、これは非常に生物学的要因が大きい疾患といえる。これは発達障害の1つでしかも生来性であることもあり、治療が難しい疾患に入る。

不登校患者の主訴で、「朝、起きられない」というのがあった。これは、あまり身体的にも精神的にも問題がないように見えるが、わりあい生物学的要因が大きいと思われる。生体リズムが崩れているからだ。こういうのは光療法などを使うが、個人的にはトフラニールなどで治療したほうがむしろ早いと思う。診断をつけるなら「睡眠相後退症候群」くらいだろうが、このあたりは、診断名にリアリティが乏しいので、ほとんど不登校とされているように思っている。このような単に生体リズムの崩れ、軽度の抑うつの場合、たいてい抗うつ剤で対応できるが、僕は案外、本来すべき抗うつ剤投与をされていないケースが多いと思っている。これらの疾患群は今回のエントリの主題ではないので省略する。

問題は慢性疲労症候群系の不登校である。彼らは朝起きた時に頭痛、倦怠感、腹痛がなどのはっきりしない症状のため登校できない。診察時も何か病気があるようには見えない。学校でのいじめなどの状況も、ちょっとはあったりするが、普通、不登校を納得させる程度にはないのである。この慢性疲労症候群の子供版の不登校こそ、生物学的な背景があり、最も完治しうる不登校と僕は考えている。

この子供たちの症状には、どのような治療がベストなのあろうか? 

僕は、基本的に単純な薬物療法では難しいと思っている。薬を使っても副作用が出るだけ、というのが多い。またカウンセリングなどの心理療法もポイントをはずしている。このような、児童、生徒の患者さんには、鼻咽腔・クロールチンク塗布療法が良いのである。

クロールチンク塗布療法

クロールチンク塗布療法2

このクロールチンク塗布療法を発見したのは堀口申作氏である。

この先生は既に亡くなっている。彼は耳鼻科医で、昭和10年生まれ、東京大学医学部卒業、東京医科歯科大学の耳鼻咽喉科の教授もされていたような人だ。彼はこの治療法を1984年にカッパ・サイエンスという本に著しているが、現在でも治療法としてはアンダーグラウンドのままなのである。不登校の治療としてこの療法が紹介されている本をこの書物以外に見たことがない。

クロールチンク

クロールチンク塗布療法3

ここにアップした画像は、その書物であるが、この堀口申作氏の写真も載せられている。このじいちゃん先生の写真を見てほしい。こういう風な感じのドクターが名医でないはずはない。人相的にそうなのである。名医かどうかは顔をみればわかる。

ここで簡単な治療法を説明するが、鼻の奥には鼻咽腔という場所があり、ここは呼吸の際に空気の通り道になっている。鼻咽腔は、鼻と喉をつなぐ部分に存在しており、空気中の菌やほこりが付着し炎症を起こしやすくなっている。この部分に、1%塩化亜鉛(クロールチンク)を塗布するだけなのである。(1回だけでなく炎症が治まるまで続けることが必要)

上に挙げた書物の最初には、いきなり不登校の症例が出てくる。この症例は兄弟なのであるが、「兄弟」である時点で、生物学的要因が大きいと僕は思う。普通、不登校というと、すぐにいじめが悪いとか、担任の教師が悪いとか、そういう話になりやすい。なぜならそういう風に訴えることで、親の責任を回避しているからだ。このような心理規制はとても神経症的だと僕は感じる。

この書物から抜粋。

もう3年も通っているS夫とY夫の兄弟がいる。この2人の治療経過を、まずご紹介しよう。今でこそ、2人とも元気いっぱいなわんぱく坊主で、そのやんちゃぶりにはわが孫を見るようについつい目を細めてしまう私だが、母親に連れられて彼らが初めてやってきたときは、まさに別人のようであった。3年前のカルテには、2人の症状は次のように記されている。  

<兄のS夫 当時9歳>
頭が重い感じをいつも訴え、疲れやすい。根気がなく、なにかというと、「つまらない」という。乗り物酔いが激しい。鼻をクンクン鳴らす癖がある。学校に行きたがらない。授業にも身が入らず、気分が悪いと訴えては医務室に行くことが多い。寝つきが悪い・・・

<弟のY夫 当時6歳>
頭痛やめまいを時々訴える。寝つきが悪く、午前中は体の調子が良くない。全身に蕁麻疹がでやすい。夜尿症の気味がある・・・

ここで、右の症状をお読みになった読者は、不審の念を抱かれるに違いない。いったい、お前は何科の医者なのだ、耳鼻科ではなかったのか?と。おっしゃるとおり、私の専門は耳鼻科である。そして2人の男の子の様子には確かに「耳鼻科的症状」は、ほとんどうかがえず、わずかに兄のS夫に、鼻をクンクンさせる癖がみられる程度である。常識的に考えれば、2人の訪れるべきは耳鼻科医ではなく、内科か小児科というのが妥当というところであろう。あるいは、学校に行きたがらない」などという心の面を重視すれば、心理学の専門の先生に相談するのが普通だ。

事実、お母さんは、初め2人を内科の先生に診せたという。そして、どちらも「特に異常は認められない」との診断を受けた。その後も担任の先生やその紹介で児童心理の専門家に相談したり、関係のありそうな本も何冊か読み、なんとか元気を取り戻すように努力をしたそうだ。ところが、一向にはかばかしくない。そんなある日、人づてに私のうわさを耳にし、なかば「だめでも仕方がない」という感じで門を叩いたというわけである。

兄のS夫は今風に言えば、「登校拒否児童」ということになる。もっとも、学校に行きたがらない子は今に始まったわけではなく、昔からどこのクラスにも「怠け者」はいた。おおげさに「登校拒否児」などというレッテルを貼るのは、かえってよくないのではないかと、私は日頃から考えている1人である。その社会的、家庭的、あるいは心理的背景をうんぬんすることも意味がないわけではないが、私にいわせれば、まず当人の肉体的健康を最優先して考えるべきだ。かならずや、そこに重要なカギが隠されていると思う。


この最後のパラグラフに注目してほしい。特にその前半で、現在考えられている「登校拒否児童への望ましい対応」がそのまま書かれているではないか。この本は1984年に初刊されているが、このじいちゃん先生は、きわめて進歩的な考え方を既にしておられたことがわかる。パラグラフの最後の部分こそ、僕が言う「生物学的要因」を重視すべきということである。ホント、良いこと言うねぇ。

この不登校の患者さんに対する、「クロールチンク塗布療法」だが、僕は精神科医であり、実際にしている場面を診たことがない。だから、耳鼻科医に紹介して実施して貰っている。もちろん、この治療法は一般的ではないので、僕は自分の住んでいる市で、この療法をしてくれる病院を1軒しか知らない。こういう倦怠感や身体症状を主訴とする不登校患者鼻咽腔の粘膜はしばしば赤くただれ、炎症を起こしている。これに対し一般的な消炎薬、クロールチンク塗布することで、炎症を改善していくのである。(堀口氏はBスポット療法と名付けている。)

鼻咽腔が赤くただれている患者さんは、クロールチンクを塗布した際に、

「ギャーース」

というくらいの激しい痛みがある。そしてその部分からの出血がみられる。この痛みと出血が酷いほど炎症が激しい。そして痛みが酷いほど、不登校の完治の可能性が高く予後良好なのである。この本の最初の2人の少年だが、治療経過について以下のように記載されている。

最初の1週間は、毎日通院し、同じ治療を行うことにした。痛みと出血はあまりかわらない。1週間後から週に2日の通院とし、10日目頃から治療時の出血はごくわずかになった。3週間を経過した頃から、頭が重い感じが次第に薄らいできたという。週1回の通院加療にした。  

1ヵ月後、寝つきが良くなり、疲労感を訴えなくなる。治療時の痛みと出血もまったくなくなった。ただし鼻をクンクン鳴らす癖はいぜん治らない。

2ヵ月後、学校に行くのを嫌がらなくなる。鼻を鳴らすくせは完全には治らないが、回数はだいぶ減った。

弟のY夫の経過もほぼ同様である。約1ヵ月後には頭痛もめまいも訴えなくなっている。おねしょもしなくなった。また、治療開始後はじんましんの発疹も治まっていたが、2ヵ月後にカニを食べた後、一度だけ発疹があった。ただし、以前のように全身には及ばず、胸と首にわずかに見られる程度であり、これも2回の鼻咽腔治療ですっかり治ってしまった。

その後、しばらくして、おかあさんから頂いた手紙によれば、2人の子供は生まれ変わったように活発になり、積極的になったという。S夫は学校を嫌がるどころか、すすんで机に向かい、担任の先生や友人を驚かせたそうだ。その後もこの幼い兄弟は、予防の意味をかねて、定期診断に1年に3度は私のところを訪れる。学校の成績も上がったと喜ぶお母さんの顔には「登校拒否は親が原因か」と思い悩んでいた当時の暗さはない。


このような経過をみると、鼻咽腔の炎症は短い期間で治癒するものではなく、数ヶ月を要することがわかる。うちの病院には、ほとんど不登校の患者さんは来ないのであるが、ごくたまにこの治療法が良いと思える患者さんがいる。ここに僕の過去の紹介状を挙げる。

患者氏名;○○ ○○  女   平成○年○月○日 生     
診断名;不登校
紹介目的;鼻咽腔クロールチンク塗布療法希望

いつもお世話になっております。上記患者さんは、本日、○○メンタルクリニックより紹介されています。小学3~4年頃から不登校で、むかむかする、気持ちが悪い、朝が起きれない、腹痛、いつも顔色が悪い、微熱、倦怠感などの所見を認めます。病状、病歴から、鼻咽腔クロールチンク塗布療法の適応があると思いました。この患者さんの弟さんも同様な症状を認め不登校があります。この兄妹の治療につき、宜しくお願い申し上げます。なお、この兄妹は、○○大学小児科、○○病院にも受診歴がありメラトニンの処方を受けています。当院では処方をしていません。


もう1つ。

患者氏名;○○ ○○  男   平成○年○月○日 生
診断名;不登校
紹介目的;鼻咽腔クロールチンク塗布療法希望

上記患者さんは当院外来通院中の患者さん(広場恐怖)のご子息ですが、現在不登校状態です。小学校5年時から不登校が見られ、小学校時は半分ぐらいしか授業を受けておられません。今年中学校に進学しましたが、3日ほどしか出席していないそうです。本日初診されましたが、身体症状として、肩こり、頭痛、倦怠感、抑うつ、肘部リンパ節の圧痛を認めました。微熱、咽頭痛など風邪に類似した所見はみられません。この患者さんは最初に鼻咽腔のクロールチンク塗布療法を試みるのが良いと考えました。典型的ではありませんが、クロールチンク塗布療法で改善する可能性があると考えています。御高診治療につき宜しくお願い申しあげます。なお、現在精神科の薬物は使用していません。


この治療法についてだが、僕がこの書物を発見したわけではなく、僕の大学の先輩ドクターから聞いたものだ。僕は、慢性疲労が主体のうつ状態についていつも考えていたので、この治療法にはとても興味を持ったのである。この治療法が合いそうな患者さんには特徴がある。というより、こういう風なタイプこそこの治療を試みる価値がある。

①疲れやすさ、頭痛、微熱。

②特に左の僧帽筋の凝り、筋緊張。

③特に心因のない不登校。

④家族、親戚に自己免疫疾患ないし、免疫異常系の疾患の人がいればなお良し。(SLE、甲状腺機能低下症、リウマチ、アトピー性疾患・・・)


この本には、不登校に限らず、いろいろな原因がはっきりわかっていない治療し辛い疾患に有効なことがあると書かれている。その疾患は、心身症、チック、神経症、自律神経失調症、膠原病、ぜんそく、アレルギー、胃潰瘍、口内炎、口臭・・などである。この治療法ははまれば、決定力がある治療法であり、これだけで完治しうる。それに、広い意味では薬物療法とも言い難いのがポイントであろう。(不登校の子の家族は、ほとんどといってよいほど薬物療法が嫌い。確かにうまくはいかないけどな~)

僕にとって最も謎なことは、この治療法がこれほど面白いもので、しかも一般受けしそうなのに治療法として認められなかったことである。この本の中で堀口氏はこのように書いている。

この治療法は、当時から(そして今でも)いわゆる「良識ある医者」ですら相手にしないようなものなのだ。

この治療法が一般化しなかったことについて、この治療を教えていただいた先輩と話し合ったことがある。1つのポイントは、鼻咽腔へのクロールチンク塗布と症状の改善に科学的な説明がつかないこと。あと、この本がやはり悪かったのであろうと(笑)。当時、臨床医がこのような商業ベースに乗るような本を書くことを歓迎されなかったことがある。面白おかしく、週刊誌やスポーツ新聞の宣伝に載るような代替医療と同列にされてしまった。また、鼻咽腔の場所を堀口氏は「Bスポット」と名付けているが、この名前もあまり良くなかったように僕には思える。結局、鼻咽腔クロールチンク塗布療法は、効果がわりあいあるものなのに、治療法として信用されず埋もれてしまった。

この本では、最初にこそ「登校拒否児」の話から始まっているが、成人の種々の治りにくい病気の治療に成功したことがたくさん出てくる。この治療法は、他の精神科疾患も有効ではないかと思う人もいるかもしれない。僕は成人の患者さんも、市内のその耳鼻咽喉科に紹介したことがある。慢性疲労を主訴とする患者さんや、その他、この治療法が合いそうな神経症~心身症の患者さんである。

感じたことは、その鼻咽腔の炎症の影響が子供の方が大人より大きいこと。

たとえば子供の場合、鼻咽腔に炎症を起こしていると微熱が見られることも稀ではないが、大人の場合、炎症の影響がそこまではない。だから、微熱なんて出ていないことの方が多いのである。それに対し、子供の場合、体も小さいし、脳に近いこの鼻咽腔の炎症の全身への影響がとても大きいと感じる。正直、大人の場合、症状に対する焦点がぼけていて、どこまで効いていたかどうかが判別しにくいと思った。慢性疲労の患者さんは、この治療を受けた後、少しだけ良くなったと話していたが、その後別の治療法を実施し、結局完治したので、その過程で実施したこの治療法がどの程度関与したのか不明であった。

精神科医は、普段、不登校患者とかかわりがない。だから不登校の患者さんに、この治療法を実施した数がとても少ないのである。この治療法を教わった先輩ドクターは、この治療法で不登校を9名完治させたと話していたが、僕はそこまでの数はない。

それと思ったことは、この治療は非常に痛いので、子供が嫌がって耳鼻科に行こうとしなくなるケースが見られること。またそれを家族が子供に治療継続を説得しきれない。つまり病院にも不登校になる子が存在するのである。非常に痛いのは予後良好のサインなのだが。

僕は、そこまでは面倒見切れない。精神科医がそんなことを言ってはダメなのだろうが、その程度のことさえ子供に強制できないような家族なら、自己責任と思ってしまう。不登校は小学校~高校まで連続しているのであるが、鼻咽腔クロールチンク塗布療法はせいぜい2~3ヶ月だからだ。

クロールチンク塗布療法5

まあこのような一風変わった治療法が、「鼻咽腔クロールチンク塗布療法」なのである。さて、こういう治療法が一般化していない状況で、急に耳鼻咽喉科に行って、この治療法をしてもらえるだろうか?

個人的には、患者さんからこんな風にしてくれといわれてしてくれる耳鼻科医はあんがい少ないような気がしている。精神科医が、患者さんから○○の薬を処方してくれといわれた時、その薬を知らない時には、処方しない(し辛い)ようなものだ。この本を買って持っていけば、あるいはしてくれる医師もいるかもしれないが、それでもしてくれない人が多いかもしれない。たぶん、堀口氏もそんな風に思っていたのであろう、この本の中で、鼻咽腔クロールチンク塗布療法をしてくれる病院を紹介しているページがある。彼によれば、東京医科歯科大学の耳鼻咽喉科教室(当時)の教え子はしてくれるらしい。(笑)

堀口氏はもう亡くなっているわけであるし、その教え子も今は代替わりしているような気がしている。(僕がたまに紹介する耳鼻咽喉科医院もご子息に代替わりしている) 少々長くなったが、鼻咽腔クロールチンク塗布療法とはこんな風な治療法なのである。

参考
セカンドオピニオン