興味深い話 | kyupinの日記 気が向けば更新

興味深い話

105投稿者:kyupin  投稿日:08月01日(火)21時36分15秒
いつだったか、ある患者が退院するときに妙な訴えをしたことがあった。それは病院に預けていた所持品のノートの間に700万円分の印紙がはさんであって、それが無くなっているというのだ。こちらでも、ちょっとありえないような内容だし最初からありませんでした、と答えるしかなかったが・・

実はその患者の父親もその病院に入院歴があって、昭和25年頃のカルテがみつかった。それをぼんやり見ていると、なんと父親も同じように印紙が無くなったと訴えていたのだ。(ただ貨幣価値が違うので同じ金額ではない)

たぶん父親が病院に言った内容は息子は知らなかっただろう。こういう思考パターンは世代を越えて受け継がれるのか?