アモバン | kyupinの日記 気が向けば更新

アモバン

一般名;ゾピクロン

短期型の睡眠薬。切れ味はかなり良い方に入る。 なぜか剤型は7.5と10mgである。 半減期は約4時間。マイスリーが発売されるまで、ハルシオン次ぐ短い半減期の眠剤だった。


欠点は、翌日起きた時に口の苦さが出る人がいること。 アモバンの苦さは吸収された後、血流に乗って体を廻り舌の味蕾細胞周囲の血液から感じている。 つまり体の内部から感じている。だから、うがいをしてもあまり意味がない。苦さを感じる人は翌日の夕方まで苦さがあって不快だ。 個人的に不思議なのは糖衣錠でも普通中味は苦い薬物が多く、アモバンのように翌日の夕方まで苦いとか、食事の味がわからないなんて薬はめったにないこと。 アモバンの苦味を感じる頻度はメーカーの公表より少し高い率のように思われる。 ただ、苦味のきつさの感じ方は個人差があって、苦味を感じるけどそう嫌なほどではないという人もいる。


いろいろと眠剤を飲んでもなかなか眠れない人は、アモバンで眠れることがあんがい多い。 そういうこともあって、アモバンはトータルで言えば、評判が良い方に入る。 そんな人は、口の苦さを感じてくると、「ああ、これで眠れると安心する」らしい。 薬の好みはわからないものなのだ。


薬価だが、レンドルミン、アモバン、リスミーがだいたい同じような値段なのが気に入らない。(30~40円程度) アモバンは古い薬のわりに高すぎると思う。 しかしアモバンに比べ、ドラールとかマイスリーは桁違いというか、これはいかがなものかと思えるほど高い。 それに比べればまだマシだ。