前回に続いて学び方がわかる本を紹介します。
勉強の障害についてです。
勉強の障害には、3つあります。
一つ目の障害が誤解語です。
聞いたり読んだりした意味を知らない単語、
または、間違った意味で理解してしまった単語を
誤解語といいます。
これにはいろいろなパターンがあります。
まったく違う意味に解釈する場合、
間違った意味を作り上げる場合、
誰かが作り上げた意味を教えてもらった場合、
文章で使われた用法と違う意味で解釈してしまう場合、
発音が同じで意味の異なる単語を取り違えてしまう場合、
いくつかの意味がある単語で一つしか意味を知らない場合、
まったく意味を知らない単語である場合など、
いろいろな誤解語があります。
記号の表す意味も同じように、誤解語となり得ます。
この障害を乗り越えるために、
単語や記号の意味を調べることが必要です。
誤解語を見過ごすと気分が悪くなり、勉強することが嫌になって、
勉強が面白くなくなってしまいます。
そして、誤解語はまったく問題なく進んでいた最後の箇所にあります。
それを見つけるために問題なく進んでいた箇所に戻り、
難しいと感じ始めた箇所を見つけます。
その最後に誤解語があるので、
理解していない単語や記号を見つけて調べます。
簡単な単語が誤解語になっている場合もあります。
特に「は」「の」「に」「よう」などです。
このような単語の解釈で意味が分からなくなってしまうことは
よくあるものです。
この一つ目の勉強の障害を解決することが、
勉強のやる気を出してくれます。
どこで気分が悪くなる感じを受けたかを見つけ、
それを調べることで順調に次に進むことができます。
これを調べる方法については次回にします。