(会社の印鑑ー！！ネット注文ー！最近のネット便利ー！！)
はい。
我が社の会社名は株式会社求人企画です。
求人の広告をトータルで扱う会社ですって説明しなくても、結構伝わる。
会う人に「そのままだね」とよく言われます。
ここに至るまでにはドラマがあった。。
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それは休日の午後。
横文字の造語的な英語の社名を思いついては悦に入る社長。
そしてどういう意味かをえんえんと説明してはまた悦に入る社長。
アドフォレスト。
ワーカーヴィレッジ。
アンビレッジ。(提案時英造語)
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オシャレで人が集まる場所にしたいとか。
ローカルなイメージを打ち出したいだとか。
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わかりにくいわ！
徒然草 第百十六段
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、
少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、
いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
現代語訳
お寺の名前や、その他の様々な物に名前を付けるとき、
昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近になって、よく考えたのかどうか知らないが、
小細工したことを見せつけるように付けた名前は嫌らしい。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、
まったく意味がない。
どんなことも、珍しさを追求して、
一般的ではないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。
わかりますよ。
カッコイイ名前、私も憧れます。
ちょっとひねった素敵な感じ、いいですよね。
もう何百年も前も感覚は同じです。
兼好さんにおバカだって言われても知ったこっちゃないですよ。
でも名前って。
道具だと私思うんです。
人に使ってもらう物。
自分で使う物。
それって思い入れとか別にして。
出来るだけ便利な方がいいと思うんですよ。
人の名前もそう。
どんな名前だって別に法律では規制されてないけど。
性別がわかりにくいもの。
国籍がわかりにくいもの。
説明しづらいもの。
書きにくいもの。
読みにくいもの。
これって道具としてちと不便。
自分しか使わないものだったらなんだっていいと思うけど。
人に使ってもらう事を考えたらわかりやすい方がいいんじゃない？？
自分自身
自分の名前の亜衣を
愛とか
亜依とか
よく間違われるのでそう思う。
間違えるんじゃねーよ！っていうのは簡単なんですが。
不便な名前を持ってるんだから仕方ないし。
それを無理やり人に使ってもらってるって立場ってのは揺らがない事実。
そういう名前を持ってるだけで、ちょっと人に迷惑かけてる。
でもやっぱり間違われるとちょっとだけ切ない。
そんな訳で社長が。
アンビレッジという造語がどのような意味を含んでいるか
語り始めたあたりで
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ちゃぶ台返し！
(語る必要がある時点でもう名前としてもう失格だー！！)
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自分で色々決めたい社長のね。
気持ちを尊重したかったですけどね。
限界に達しました。
何故わかりやすく
求人企画とかに
できんのだ！
怒りＭＡＸでちょっと大きめの声を出しましたよ。
(もっと色々言ってブチ切れてますが)
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えっと。
そんなやりとりをしてたらですね。
怒鳴った名前が。
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そのまま採用されました。
(それを人は適当と言います)
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なので会社名を聞かれてカッコよく答える社長のインタビューとかね。
勝手に妄想の中で創りあげるのは私の勝手なんですけどね。
名前の中に理念とか理想とか思い入れとか。
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全然ない。
(いいのか？！)