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いつもおおきに、有難うございます
コッバイ顔面で耳掃除なうの ヤツ。
…………死にかけのカニみてぇ~。
で、御覧の通り黒髪にして実習に行ったワケです、
大学の教職(っての?)の単位で必須とかで。
それがどうやら今回は、自立支援学校の中学生が
担当と知らされ、実習前夜は
「くそ生意気世代の中学生の、
しかも支援が必要な程の生徒の相手かと考えると
ショージキなとこ、イヤ過ぎて寝れへんかった!」
らしい。
「だって、何だか怖い」
が主な理由で、本気でブチりたくなるも、
「いやいや、やはりこれは人間として行かねばならぬ。
同じチームの人にも迷惑かかけてもアカン」
と思い直し、暑い日射しの中スーツを着込み、
一時間半もかけて学校に近付くと、
今まで聴いたことも無い
怒声や奇声が聴こえて来て
思わず足がすくんだらしい。
担当の先生に連れて行かれた教室は、
あちこちに散乱した机と椅子の間を、
キィキイわめき散らし暴れながら走り回る
五人の生徒の姿が。
一応自己紹介をするも聴いてる生徒など皆無、
しかししばらくすると1人の女の子が近付いて来て
「これ、これ~」と言いつつ
ズルズルと椅子を引きずって来て、
所在なさげに突っ立ってる娘を案じたのか、
「座って座って」と促す。
「有難う♪」と娘が礼を述べると女の子は嬉しそうに
なついて来て、娘がちょっと足をぶつけると
膝を撫でて「大丈夫?」と
優しく訊いてくれたそうですの。
他の生徒達も少し落ち着くと
手話や暴言であっても
コミュニケーションが取れ、
段々と娘も嬉しくなって来て、
今までの自分を
「何て薄情で狭い考え方であったことかっ!」
と、一人で非常に恥じ入ったらしい。
勿論、綺麗ごとばかりや無いが、
こういうことは死ぬほど恥じ入るのが
「人間として全きに正しい」とアタシャ思うし、
娘が恥じ入った事実が、アタクシには非常に
嬉しく幸せなことである。
娘は今日も6時過ぎに家を出て、実習に向かう。
夜にはどんな話が聴けるやら♪
続く。