お母さま、お子さんに「お財布」を持たせて、お買い物をさせてみましょう。^^
先日、スーパーのレジに並んでいましたら、小学2~3年くらいの男の子が、お会計をしている姿を見ました。
手つきを見ると、まだ慣れていない様子。
レジ係りの方も、「○百、○十、○円だよ^^」と、一つ一つお声がけをされていました。
その横で、お母さまもお子さんに声をかけながら、手を出すことなく、見守っておられました。
お財布からお金を出し、おつりとレシートを貰って(財布に)しまうまでの動作。
一見何でもないようなことですが・・・お子さんにとっては、凄い緊張することです。(笑)
会計終了後、お母さまとレジ係りの方に、褒めてもらって、照れ笑いしている男の子の笑顔が、とても輝いて見えました。
実は、お会計をさせることって、凄い勉強になるんですよ。
足し算、引き算、どんな(硬貨の)組み合わせがあるかな?と、脳は、フル回転です。(笑)
違う硬貨が(お財布)に入っていた場合。
「500円が1こ、100円が○こ、50円が○こ・・・1円が○こ」
そこまでは、出来ます。^^
「では、財布の中に、全部でいくらあるの?」
と、聞くと
「????」
実は、中々答えられない(低学年の)お子さんが、少なくありません。
違う硬貨を組み合わせるということが、難しかったりするのです。
「いくら、お釣りがもらえる?」
と、言われても
「お釣りって???」
「○○円持っていて、スーパーで○円のアイスかったら、いくらお金もらえる?」
お買い物した時に、店員さんが返してくれるお金と言っても、イメージも浮かばない子もいます。
でも、実体験をしているお子さんは、イメージがつきやすいのです。
(自分自身が、同じようなやり取りをした場面を、頭に浮かべることができるからです。)
最近のお子さんは、お買い物に行くことも、自動販売機でジュースを買ったりすることも多い。
なので、全くお金に触れていないわけではありません。
でも、お母さまが渡したお金を払い、もらったお釣りを渡すだけのことが、多いような気がします。
それだと、与えている物を、移動させているだけになってしまいがちです。
お財布の中から、硬貨を選ぶ行為は、いろんなパターンを考える能力、足し算力をアップさせてくれますよ。
「いくら?」(365円)
「いくら払ったから、いくらお釣りだね。」(500円払ったから、135円のお釣りだね)
と、お金を確認しながら、「言葉」でいう事も大切ですよ。
お母さま、お勉強をするのは、机上だけでありません。
普段の生活の中にこそ、ドリルでは学べない、お子さんの能力をアップさせる場が、たくさんあります。
この夏休み、お子さんに「お財布」を持たせて、親子でお買い物を楽しんでみてくださいね。^^
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教育メンタルアドバイザー 仲村ゆりか
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