I.C.S.システムの対応OSについて | Mini-Z & dNaNo News flash!!

I.C.S.システムの対応OSについて

皆さま、こんばんは。
岩崎です。


4月に入りましたね!
5月のホビーショーへ向けて新製品を仕込み中ですのでお楽しみに!

さて、私事ですが愛車(YAMAHA VMAX)のECUチューンにはまっております。
ご存知の方も多いかと思いますが、4輪の世界では何年も前から純正のECUを書き
変えて点火時期の調整や燃料マップの変更、ブーストアップなどのチューニングが
一般的に行われていましたが、2輪の世界ではキャブレターの時代が長くそもそも
ECUが存在しませんでした。電子制御インジェクションの歴史はまだそれほど長く
ありません。ここ数年でようやくECUチューンが盛んになってきております。

そんな中、早速やってみました。
こんな感じです。これはあるTuning suiteというあるソフトウェアの画面です。


上の画像は電子制御スロットルのベースマップをですが、縦軸にエンジン回転数、
横軸にスロットル開度が示されています。見てお分かりの通り、スロットル微開
領域は実際のスロットル開度よりも少ない数値が書かれています。ちょうど、RC
のプロポでマイナスエクスポネンシャルをかけているような感じです。完全比例
制御に変更したものにも試乗しましたが、ウェット路面では御免被りたいほどの
レスポンスに変貌しました。改めて純正の乗りやすさを痛感しました。

前置きが長くなりました。
このように入力に対しての制御を変更できるというのは色々なセッティングがで
きるわけです。そして、同じようなことを可能にするのがみなさんが既に使われ
ている「MINI-Z I.C.S.システム」です。


ステアリングやスロットルのレスポンスやブラシレスモーターの出力特性なども
変更できますよね。ジャイロユニットの介入度合いのセッティングもできます。
今でこそ当たり前のセッティングツールになっていますが、当時は夢のような
システムだと思いました。

さて、そのI.C.S.システムですが、公開当初はWindowsXPが対応OSでした。
その後、Vistaでの使用確認が取れ、最後はWindows7まで動作確認が取れてい
たところで終わっていましたが、この度Windows8/8.1と10でも動作確認が取
れましたのでお知らせいたします。既にこの環境にて使っている方もいるかと
思いますが、ユーザー相談室へお問い合わせをいただきましたので、こちらで
もご紹介させていただきました。