以前お話ししたラジオドラマなのですが、
その収録の際に、こんな指導を受けたのです。
私が演じたのは、過疎の村で育った高校生。
村に病院がないが故に父を事故で失い、こんな村は大嫌いと都会に出る。
村に病院がないが故に父を事故で失い、こんな村は大嫌いと都会に出る。
3年振りに村に帰り、涙する。
台本では、その3年間はわずか1行。
その時にプロデューサーに指摘されたのが、
「この子は一体この3年間、何をしていたんだ?どんな辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと、どんな生活をしていたんだ?どんな人と出会い、どんな経験をしてきたんだ!」「3年前の泣き声と、3年後の違いがよく分からない!」
と切り捨てられました。
台本では、わすが1行の行間に、これほどの思いを詰め込んで行かないといけない。
とても大変でした!
でも、声優のお仕事って、本当に素敵だ!と改めて感じさせてもらいました。
もっともっと深い演技ができるよう、感性を豊かにしていかないと!ですね!
麻結('-'*)♡
麻結('-'*)♡