「成し遂げてはいけない」 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

昨日の飲み会のおかげで、二日酔いになりました。
想定内のことでしたが(笑)。
私以外に男性三人だったのですが、ビリーフ・セラピーのことを話しても、あまりピンと来ないようでした。
満たされているのか、酔っぱらっていたからか。
きっと、男性の場合は1対1で話さないとダメかもしれませんね。
そんなことに興味を持つと、弱い人間だと見られてしまうと感じるのかもしれません。

一人は大企業の取締役なので、ストレスもプレッシャーも大きい筈です。
健康にはとても気を使っていて、高価なサプリを飲んだり、血管の詰まり具合や毛髪検査で有害物質の蓄積をチェックしてます。

身体と同じように重要な心のメンテはどうしているのか尋ねたところ、哲学書を読んでいるとのこと。
やはり、何らかの対応をしているのですね。
でもね、やっぱりリミッティング・ビリーフを外すのも良いですよ~。

さて、「成し遂げてはいけない」リミッティング・ビリーフ。
症状としては、以下のようなものがあります。

・成功の一歩手前でいつも失敗し、最後までやり遂げられない
・成功の一歩手前で人に手柄を譲ってしまう
・「成功してはいけない」と感じる。成功すると嫌われる、妬まれる、人が離れていくから
・なぜか、途中でやめてしまう。途中でやめたくなる
・すぐに「自分には出来ない」と思ってしまう
・成し遂げると、寂しくなる、悲しくなる。失敗しないと振り向いてもらえないから
・飽きっぽい

刷り込みの場面は下記など。
・完全主義の親から「お前は何一つ出来ないやつだ」と言われて育った
・失敗ばかりを取り上げて非難された
・成功して目立ったらイジメにあった
・成し遂げたときに、親が悲しんだり、寂しそうにした(親の役割を取ってはいけないと感じた)
・失敗したときだけ、親が自分の方を振り向いてくれた
・成し遂げたときに、親(親友)が離れていった
・親に勝負事で勝ったら、親に嫌われた、機嫌が悪くなった

飽きっぽいは、私にも当てはまるかも!
でも、困ってないので、ただの浮気性ですね。
恋愛のことじゃありませんよ。
ピアノ、習字などのお稽古事が長続きしなかったことです。
これは、よくあることですよね (そう信じたいです)。

例えば、父と息子の場合なら、こんなことが考えられます。
スポーツや頭を使うゲームで、ずっとお父さんが勝っていたのに、ある日突然息子が負かしてしまう。
父としては、誇らしいと同時に悔しいような寂しいような気持ちになるでしょう。
もしかしたら、誇らしさは感じずに悔しさと寂しさだけを感じるかもしれません。
息子は、それを敏感に読み取ります。
子どもは、親の存在が大変重要なので、親の微妙な感情の動きや言葉を、本当に敏感に察します。
そして、「勝ってはいけないんだ」と思い込んでしまうことめたあるのです。

「勝ってはいけないんだ」というのは、思い込みですね。
そんなことありませんよね。
でも、子どもの頃に刷り込まれた思い込み=リミッティング・ビリーフは、その子の心の中に刻印され、行動にブレーキをかけてしまうのです。

「成し遂げたい」のに、「成し遂げられない」のは、辛いし自分を責めてしまいますよね。
それは、変えられるのです。
変えたいという意志をお持ちならば、ぜひビリーフ・セラピーを受けてみて下さいね。

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