スペイン・マヨルカ島 | 何ということはない英国生活の日々

何ということはない英国生活の日々

イギリス暮らし、国際結婚、海外生活についてのあれこれ。

休暇を利用して、スペイン・マヨルカ島へ行ってきました。あのテニスプレーヤー、ラファエル・ナダルの出身地です。

 

ロンドンからだと飛行機でおよそ2時間15分。イギリスとはまるで違う太陽光が降り注いでいます。なんて明るい!イギリス人たちが太陽を求め、こぞってスペインやイタリアへ旅行する理由がよくわかります。

 

空港からタクシーで市内へ。ホテルチェックイン後、まずは近くのビストロ風レストランで腹ごしらえ。スペイン語が分からないので、とりあえず4歳児が確実に食べられそうなトマトソースのパスタを注文しました。やってきたのはほとんど何も入っていいように見えるパスタ。タリアテッレらしき太麺に赤いソースが絡み合っています。一口食べてみると、なんともおいしい!一見何の変哲もないシンプルなパスタが、素晴らしくおいしいことに感動。イギリスでは、外食してもおいしいことはめったにないのです。(イタリア人が経営するピッツェリア、インド人が経営するインド料理レストランを除く)

 

そして、いざ観光へ。マヨルカ島では、主だった観光名所間を馬車で移動することができます。街中をゆっくりと走る馬の姿は爽快です。効率を考えると2階建て観光バスが便利ですが、今回は旅の記念にということで馬車に乗りました。子供はもちろん大喜びです。

 

まわった中で、とりわけ印象に残ったのが、パルマ大聖堂。1229年に施行、1601年に完成したゴシック建築の壮観な建物です。1901年にはガウディが修復を手掛けています。

 

そしてもう一つ外せないのが、ショパンとジョルジュ・サンドが共に暮らしたバルデモーサ。パルマからバスでおよそ30分で着きます。静かな時が流れる味わい深い村です。観光客向けに無料のピアノコンサートも1日2回開催されています。曲はもちろんショパン。

 

バルデモーサでは、ランチにパエリアをいただきました。観光客が多いビストロでしたが、味はもちろん問題無し。何を食べてもおいしい。そしてさんさんと降り注ぐ太陽の光を存分に浴びることができる!日本から訪れてももちろん素晴らしい場所ですが、雨が多く、食のレベルが残念なイギリスから旅すると、格別の良さがあります。