Carl Friedrich Abel 1723-1787)生誕300年です。
モーツァルトのオーケストレーションに、大きな影響をあたえたと言われている人です。
現ドイツのケーテンに、J・S・バッハが、ケーテンに勤めていた頃の、首席チェロおよびビオラ・ダ・ガンバ奏者を父に生まれる。 ライプツィヒで学び、1748年、ドレスデンの、ヨハン・アドルフ・ハッセが楽長だった、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の宮廷楽団に入団。 10年間務めた後、イギリスに渡りシャーロット王妃お抱えの楽師となる。 1764年に、ヨハン・クリスチャン・バッハと、バッハ=アーベル・コンサートを始め、大評判となる。 が、最初は、引退した女性声楽家テレサ・コーネリーズが所有していた会場だったが、人気になったため、より、大きな会場に移すが、そのあたりから、経営が苦しくなり、会場の持ち主の1人だったバッハが亡くなったことで、1782年破綻。 その後は、演奏家としての仕事はあったものの、酒に溺れ、亡くなる。
この人がいなければ、モーツァルトの、オーケストレーションは、また、違ったものになっていたかもしれません。 それほど、オーケストラを魅力的に響かせる術を、知っていたようです。
では、その交響曲を^^b