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みなさん

名古屋で今年も「はるよこい 川本道代さん」主催で集会を開いていただきます。
会場も決まりました。 予定を組んでぜひぜひ名古屋に集まりましょう。

就学前のご家族、地域の方々、福祉職、 こういったインクルーシブ教育に疑問や不安を感じている方々、特に医療職、教育関係者の方など是非ご参加いただき、質問等してほしいと思います。

私の娘、京香の通う隣学区の小学校、普通学級入学を目指す 本田成美ちゃんを応援する
会でもあります。人工呼吸器を付け、医療的ケアのある子です。

京香と私も応援の為、また名古屋市の現状と課題を知っていただく為の発表をします。


会発足10周年記念集会  
障害者差別解消法「教育」 

◎記念講演
≪障害者差別解消法と「教育」≫
講演 大谷恭子 さん
弁護士・内閣府障害者政策委員会委員


◎大阪から 医療的ケアもみんな一緒 
≪共に学び、成長しあえる学校~みんなの中の康裕~≫
講演 巽 康裕くん・奈歩さん

(人工呼吸器ユーザー・小2)


◎愛知・名古屋から 医療的ケアもみんな一緒
≪共に学んだたくましさと、今後の課題~≫
林 京香ちゃん・智宏さん
(人工呼吸器ユーザー・小2)


≪三人一緒に小学生~地域で育ち、学び合う中で得たもの~≫
近藤精哉くん・正子さん
(気管切開・小1)


≪普通学級に進学 ~たくさんの友達と共に~≫
川瀬圭悟くん・典子さん
(気管切開・小1)


◎来年度 就学予定                   
本田成美ちゃん(6歳)  
≪姉兄と共に、当たり前に入学を≫
本田成美・芳和さん
(人工呼吸器ユーザー・年長) 

日 時 2013年 11月17日(日)13:00~17:00 受付12:30~

場 所 名古屋市立大学病院 病棟・中央診療棟 三階 病院大ホール

参加費 500円 (資料代含) 

託 児 500円(一人) 申し込み10月31日まで

問合せ harukoi_mk@yahoo.co.jp

主催:名古屋「障害児・者」生活と教育を考える会

共催:人工呼吸器をつけた子の親の会「バクバクの会」

   西尾・地域で共に生きる会

   稲沢・地域で共に生きる会


普通学級で生活している子たちの報告ですが、普通学級、支援学級、支援学校、
訪問教育それぞれの環境が良い、悪いという狭い議論ではなく、地域で育つ、学ぶ、生きる環境を整える事を目指し実例を報告します。


支援学級、支援学校に所属すれば教員が加配さ
れる、教材が提供される、様々な配慮ができるという「分けられた上での配慮」ではなく、ハンデを持つ「その子のニーズに合わせた支援」が受けられる環境が大切だと感じています。


記念講演の 大谷恭子 弁護士は 現在私が最も感銘を受け尊敬する方です。

差別解消法が成立したことにより学校生活での合理的配慮どう進めていくか、人権と差別の観点からの内容です。


医療的ケアがあっても、看護師が配置され普通学級で過ごしている実際と課題などを大阪、名古屋の事例を報告、他の地域へ発信します。


障害者差別解消法は、差別を罰する法律ではなく、どういった事が差別にあたるのかを話し合う場を保障し、解消していくという内容で日本で初めてできたものだそうです。他の先進国は10数年前からこのような差別や人権を定義した法律があるようです。

例えば、
入学の拒否、条件の付与は差別待遇とされ、
以下のような例があります。

障がいを理由に地域の小学校の入学が認められず「きょうだい」
とは異なる学校に通うこと。

保護者が付き添いをしなければ入学を認めないこと
授業や学校
行事への参加制限


希望しない
特別支援学級へ籍を置かれることプールに他の児童生
徒と一緒
に入れないこと

保護者の同行なしには修学旅行に参加できないこと

障害や学級籍を理由に他の生徒(健常者)と違う扱い「別異扱い」


合理的配慮の不提供も差別とされています。
合理的配慮については、行政機関(国と自治体や公立学校、福祉施設など) に対し法的に義務化されました。
介助者、手話通訳者の配置、段差の解消、評価基準の変更も合理的配慮の一例です。



これから、差別解消法が施行されるまでの3年間、学校での事例を上げガイドラインをつくっていくことが大切だそうです。


それぞれの
地域の学校生活での問題をみんなで声を上げ、障害者差別解消法が魂のあるものにしていかなくてはならないと思います。

法律が変わっても、私たちの社会の中に、普通学級に共に過ごす障害のある子や人がいなければ何も変わらないとおもいます。そういった意味では共に同じ空間で過ごさなければ健常者、障がい者双方がどういったことが差別になるのか実感できないと思います。


名古屋に限らず全国のみんなで繋がって頑張りましょう。

皆さん、参加をお待ちしております。

参加申し込みは  harukoi_mk@yahoo.co.jp  川本 道代 さん まで