『ガダラの豚』 中島 らも | きゃつ太の読み散らかし

『ガダラの豚』 中島 らも

WBCの監督は、やっぱり星野さんなんでしょうか!?

なんとなくそうなりそうな気がしますね。。。ガーン


別にオリンピックでメダルが取れなかったから、嫌なのではないんですかお

前回のWBCでも、優勝はしましたが、上位のチームには負け越してますし。。。ガーン

星野さんは、謙虚さのない態度で試合に臨み、負けて帰ってきては、開き直りのような見苦しい態度プンプン

確かに、誰が監督をやっても大変だったと思いますが、けが人ばかり連れていき、不調な選手も温情という名のもとに使い続けるプンプン

納得がいきません!!違う人で、お願いしますニコニコ


というわけで、昨日も読みました本文庫本

それは。。。

日本推理作家協会賞受賞作全集 74 (74) (双葉文庫 な 12-17) (双葉文庫 な 12-17)/中島 らも
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内容紹介
アフリカの呪術医研究で大きな業績を残している大生部教授は、テレビの特番の取材を兼ね、妻や息子とともにケニアに向かった。そこは、8年前、娘の志織を事故で失った地でもあった。以来、精神を病んでしまった妻。大生部は、フィールドワークの中で、家族の絆を取り戻せるのか? 一行は、不吉な名前を持つ呪術師の村・クミナタトゥを目指すのだが……。

日本推理作家協会賞受賞作全集 75 (75) (双葉文庫 な 12-18) (双葉文庫 な 12-18)/中島 らも
¥900
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内容紹介
呪術師の村・クミナタトゥに辿りついた大生部教授一行は、大呪術師バキリと出会う。そこで目にしたのは、バキリのキジーツ(呪具)にされていた大生部の娘、志織だった。必至の思いで志織を日本に連れ帰った大生部たちだったが、帰国後も周囲では不気味な出来事が相次ぐ。毒の塗られたナイフ、惨殺、事故死……。バキリの影が大生部たちに迫る中、志織をめぐり最後の対決が幕を開ける!


って感じのホラー?ミステリー?サスペンス?・・・とにかく最高のエンターテイメント作品です!!

いやぁ~、面白かったニコニコ

上下に冊で、1000ページ弱の分量でしたが、一気読みです得意げ

おかげで、睡眠時間はほぼ取れず。。。今日の仕事がちょっと心配ガーン


ずっと、探していた作品だったのですが、双葉社から出版されていましたグッド!

双葉社では上下巻になっていますが、構成としては三部に分かれていますビックリマーク

とにかく、凄いです!!


第一部では、主人公の大生部教授は、アフリカで娘を失った悲しみから、新興宗教にのめり込む妻を奪還しようと、奇術師のミラクルと本部に乗り込み、奇跡の嘘を暴く!!


第二部では、大生部一家が、テレビ局のアフリカ呪術の特番の為、ケニアとウガンダの国境にビックリマーク以前、大生部教授が滞在していた呪術の村では、新しく来た大呪術師バキリと面会し、そこで大事件が。。。ショック!


第三部は、日本が舞台!!バキリから彼の呪術の媒体を奪ってきた一行だが、バキリは、取り返しに東京に現れるえっそして、元のプロデューサーの企画で、バキリと大生部一家は、テレビの中で対決することに。。。プンプン



いやぁ~、傑作ですニコニコ

新興宗教、超能力、奇術、アフリカ呪術、密教。。。そこにテレビの裏側や家族愛などが絡みますニコニコ

そんな題材が、中島らもさんらしいユーモアとシニカルさで大胆に味付けされて、読み始めたら止まりませんでした!!



ただ、前半の丁寧な作りが、第三部であまりにもわかりやすいエンターテイメントに仕上げてしまったのが、ちょっと残念ガーン

でも、それもこの作品ひとつでいろいろ楽しめて、良いといえば良いかな!?


というわけで、俺的には。。。



『ガダラの豚』 中島 らも ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ



登場人物の魅力的で、ホントに楽しめると思います!!

でも、次の日休みじゃないと仕事に影響する分量でしたガーン



過去に記事にした中島らもさんの作品

     『白いメリーさん』 ニコニコニコニコニコニコ

     『酒気帯び車椅子』 ニコニコニコニコニコニコ