やさしい気持ちが満ちあふれているメール | 不動産投資コンサルタントの山隈健一郎の思っていること

不動産投資コンサルタントの山隈健一郎の思っていること

CCIM(米国商業不動産投資顧問資格)CPM(米国不動産経営管理士)のブログ
普段は、不動産コンサルやセミナー講師をしています。
大家検定(賃貸経営実務検定)の講師もしてます。


前々回記事でも書いた住まいりんぐに物件を登録していただいている家主さんから
今朝、やさしい気持ちが満ちあふれているメールをいただきました。


住まいりんぐとは
ところで住まいりんぐとは?

「住まいりんぐ」では、賃貸住宅を所有されている家主様から一定期間無償で仮住まいをご提供していただけるよう呼び掛け、

被災者の方々が一日も早く安心した仮住まいを確保ができるように活動しております。

「住まいりんぐ」では被災者の方の早急な生活再建と社会復帰のお手伝いができるよう全力を尽くしています。


被災者の方に空室を提供したいという大家さんと

住むところに困った被災者方ををつなげるお手伝いをし、

大家さんが安心して被災者に空き部屋を

貸していただくことができるよう、

トラブルになることがないよう、

推奨する契約書式なども無償でご提供するほか、

相談員が安心な取引の実現を無料でサポートしてます。
 
現在でも被災者の方々に仮住まいをご提供いただける家主様を「住まいりんぐ」では募集しております。
被災者のご負担を可能な限り軽減してあげたいという家主様は空室を一定期間ご提供いただきたく思っております。


サイトはこちらhttp://www.smiling-net.jp/  

モーニングサテライトでも紹介されました。



その家主さんのメールによりますと

私が家主さんに連絡をした後、すぐに被災者の方に連絡を取っていただいて
その後物件の内見をさせていただいたようでした。
結局は成約はしなかったのですが、物件自体が気に入らないとかではなく被災者方の
高齢のご両親が地元福島県に戻りたいというご希望が強く、そちらの可能性を追求するという結論からでした。
被災者のかたには、感謝とお詫びのお言葉を繰り返しいただいたそうです。


被災者の方は福島原発からわずか10キロの地域にお住まいで、ご自宅は全く被害ありませんでしたが、
地震翌日には強制退去となってしまいまい1週間くらいで戻れるだろうと着の身着のままで出られましたが、
その後も状況は好転せずお会いした時もその時と同じ洋服とのことでした。

家主さんもそうですが、多くの東京の方がこんな親切だとは意外で、とても感じ入っていらっしゃり、少し涙ぐまれていたようです。


少しの間アルバイトで働かれたいと近くの会社をいくつか訪ねたようですが、皆同情はしてくれるものの、
いつまで働けるかわからない人を雇ってくれる所はないようで
この被災者のご一家が、早く落ち着いた生活に戻られることを祈っていますと書いてありました。


そして、残念ながらお役に立てはしませんでしたが、大変貴重な出会いを経験することが出来ました。
山隈様はじめ住まいリングを運営されている方々に感謝いたしますと綴ってありました。


いや家主さん感謝したいのは私たちの方です。

今回の被災者の方ととこの家主さんがお会いになったのも何かのご縁だと思います。
おそらく被災者の方ももこの家主さんのやさしいお心遣いは忘れないと思います。


私どもも今回の被災者ご一家が早く落ち着いた生活に戻られることを祈っております。

家主さんには物件情報をご提供いただきなおかつ被災者の方への入居のご対応をしていただき、
私を始め住まいりんぐの運営及び相談員一同感謝しております。

本当にありがとうございました。

今回住まいりんぐの相談員をやってよかったと心から思いました。
被災者の方々が、早く落ち着いた生活に戻られることを祈っています。


住まいりんぐはこちらhttp://www.smiling-net.jp/