「トモダチコレクション新生活」所感 | 行雲流水的くっぞこ

「トモダチコレクション新生活」所感

 3DSのソフトなんですが、ジャンル分けが難しいソフトです。ゲームの中に自作したキャラクターを住まわせて、その生活ぶりをニンマリ眺めるゲーム(?)です…前作のDSで出た「トモダチコレクション」(2009年)は遊んでなかったんですが、これ面白いです!
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 「トモダチコレクション新生活」


 Wiiや3DSに”Mii”という似顔キャラを作るソフトが内蔵されてますけど、元々は前作のDS版「トモコレ」の似顔をつくるシステムが良く出来ていたので、当時開発中だったWiiに”Mii”と名付けて取り入れたらしいです。だから先祖帰りというか、何というか(笑)
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 前作のDS版「トモコレ」を買わなかった理由の1つに、「どうぶつの森」と似たようなゲームなんじゃないか?と思っていた事があるんですけど、遊んでみて全然違いました!

 上記の通りのゲームで、基本的に何もしない眺めてるゲームなんです。ゲームの中の自作のキャラであるMiiから「新しい服が欲しい」とか「腹が減った」とか言われて、服や食べ物を渡す…それも強制じゃないですしね。

 じゃ、何が楽しいのか?というとMiiがそこまでリアルなキャラじゃないからか、逆にちょっとの仕草が人間臭く思えてきます~色んな意味で(笑)。その様子を見ているだけですが、不思議と飽きないんですよ。


 大きなくくりで言えば「どうぶつの森」と同じ方向のソフトではあるんですけど、分かりやすく野球ゲームに例えれば、「どうぶつの森」が「ファミスタ」ならば「トモコレ」は「ベストプレープロ野球」だし、「どうぶつの森」を「ファミリージョッキー」に例えるなら「トモコレ」は「ダービースタリオン」になりますかね?…別にナムコvs薗部さんというワケではないですよ!(笑)
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 「シムシティ」や「シムアント」みたいなシム・シリーズに似てるかもしれません。でも、そこまで色々いじれるワケではなくて、もっと緩いゲームです。毎日何時間も連続で遊ぶようなゲームじゃなくて、あのMiiはどうしてるかな?と毎日チョコチョコ遊ぶ感じですね。
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 3DSだと今までも、「パイロットウィングス」や「マリオカート7」等Miiが使えるゲームがあるにはあったんですけど、「パイロットウィングス」は軽飛行機やパラシュートで空を飛ぶゲーム、「マリオカート」はレースゲームなので、例えMiiを使っても、遊んでいる間見えているのはMiiの後頭部ばかり。Miiを使うモチベーションが低かったんですよ(笑)


 テレビCMでは、家族とか周りの人のキャラをゲームに住まわしているイメージですけど、私の場合だと、最初に作る私の分身のMii以外は全員有名人ばかり住んでいます(笑)。

 Miiはリアルなキャラじゃないのである程度デフォルメさせるんですけど、久々にMiiを作ってる感じですけど楽しいです~似てる似てないは別にして(笑)


 例えばドリフターズ…似てますかね?(汗)
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 現ドリフ+荒井注さんです。

 最初はグー!のじゃんけん決闘。
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 こっちはバカ兄弟。
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 そしておなじみ雷様。
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 金田一探偵といかりや警部。
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 服装も色々ありますし、髪型はMiiをいじればできますし。

 有名人のMiiを作る場合、何歳ぐらいの頃を作るのか悩みますね~ドリフの方々は子供の頃見てた全員集合の頃のドリフにしました(だから志村さんが長髪なんです 汗)


 こちらは少しマニアックかもしれませんが、テレビゲーム関連の方々。
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 任天堂の岩田聡さんは”いつの間に通信”で私の3DSに来た公式Mii、宮本茂さんは宮本さんの公式Miiを目視で再現したMii。

 他の方々、任天堂の山内社長、横井軍平さん、坂本勇賀さん、元ハドソンの高橋名人、「逆転裁判」のカプコンの巧舟さんは自作Miiです。

 …似てる似てないは気にしないで下さい(笑)


 それと、やたらとシュールなネタの数々!(笑)。「メイド・イン・ワリオ」シリーズを手がけている坂本賀勇さんのプロデュースだからか、そういうテイスト満載なゲームです(笑)
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 1つ残念だったのが、Miiのプロフィールで生年月日が登録出来るんですけど誕生年が1900年以降しか設定できないんですよ。
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 探偵作家の江戸川乱歩さんも住んで頂いてるんですが、乱歩さんは1894年生まれ(1965年逝去)なので、誕生日は登録できるんですけど、誕生年が登録できないんです。今後のアップデートで改善されるといいんですけどね(任天堂さん!笑)


 ゲームには100人まで住む事ができるらしいので、私はまだまだですね~

 毎日、服や帽子、食べ物等数点ずつ新しいものがランダムでお店に並ぶようになっているんですけど、ベレー帽が買えたら、手塚治虫先生や藤子F不二雄先生にも住んで頂こうかな~と思っています(笑)。
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 お先に安孫子先生(藤子不二雄A先生)は住んで頂いています(似てるかな 笑)


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