マリオオープンゴルフ | 行雲流水的くっぞこ

マリオオープンゴルフ

 ゴルフゲームって好きなんです。「Wiiスポーツ」の体感的ゴルフゲームも面白いんですけど、久々に任天堂の普通のゴルフゲームを遊んでみたいな~と。

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 Wiiのバーチャルコンソールでファミコンの「マリオオープンゴルフ」をダウンロード(500円!)したんですけど、遊んだのは、多分十数年ぶりだった(笑)んですが、やっぱり面白いですね~
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 「マリオオープンゴルフ」(1991年)
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 ↑実は、ファミコンソフトとしても持ってます(笑)

 2Dタイプのいわゆる任天堂のゴルフなんですけど、現・任天堂社長の岩田さんが、ハル研究所時代に作ったゴルフゲームです。

 「ゴルフ」(1984年)「ゴルフJAPANコース」(1987年)「ゴルフUSコース」(1987年)と続いたファミコンのゴルフシリーズの4作目。2Dのゴルフゲームとしては、適度に本格的で遊びやすくて、今遊んでも十分面白いですよ。2-30分ほどで、18ホール回れるのも良い所ですね。タイトル通り、プレイヤーキャラは、マリオです。

 ファミコンのゲームと言っても、ファミコンの末期に出たソフトなので、演出も色々と凝ってます。
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 ↑例えば、カップにボールが近づくと、アップになります!…でも、任天堂(ハル研究所)のゴルフゲームは、ゴルフゲームの中では、地味(渋い 笑)な方なんですよね~。それがいい味でもあるんですけどね。

 5つのゴルフコースが遊べるんですけど、最初から全て遊べるんじゃなくて、面クリア型と言いますか、一つ一つクリアしていかないと、次のコースが遊べないんですよ。

 各コースに最低スコアが決まっていて、例えば、最初から遊べる”JAPANコース”だと、最低スコアが+18で、このスコアより悪くなった時点でゲームオーバーになってしまいます。+18より良いスコアのまま18ホールを終えれば、次のコースが遊べるようになる仕組みなんですよ。

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 だんだん難しくなっていくんですけど、最後のほうのコースはホントに厳しくて、なかなかクリアできないんですよ。スコアが悪ければ、1番ホールでも、ゲームオーバーですから(笑)

 だから、最後まで気を抜かずに遊べる、ということも言えますね~気を抜くとゲームオーバーになりますから(笑)でも、このルール、ゴルフゲームじゃ珍しいですよね~



 ゴルフゲームは、一つの側面で言うと、グラフィックの表現が進化することで、大きく変わったと思っています。分けるとするなら、「2D」と「3D」。


 今、多く発売されているゴルフゲームは、3Dなんですよ。プレイヤーの目線で遊ぶ事ができるんですね。それだけでなく、ゴルフコースの高低差やグリーンの細かな起伏も表現されていて、それによるボールの転がりも計算されています。

 初めて3Dゴルフゲームで遊んだのは、パソコンからの移植でしたが、マスターズのオーガスタをリアルに再現した、SFCの「遥かなるオーガスタ」(1991年)。フルポリゴンで作られたリアルなコースにビックリ!感激!しましたけど、18ホール回るのに、1時間くらい掛かるんですよ(笑)。動きが重いんですよね~(笑)

 バーチャルボーイの「T&Eバーチャルゴルフ」(1995年)の立体視ゴルフにも驚きましたけどね~


 そして、「マリオオープンゴルフ」もそうですが、2Dのゴルフゲームと言うのは、池や林、フェアウェイやラフがあっても、あくまでも、コースは平面なんですよね。もちろんグリーンも。それは、もちろんコンピュータの性能が、そこまで良くなかったからですけどね。

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 ただし、グリーンの起伏の表現は、色々と工夫されていて、一番多い標準的な方法は、矢印で傾斜を表現してあるパターンですね。矢印が大きければ大きいほど、傾斜が大きいというふうになってるモノ(↑「マリオオープンゴルフ」JAPANコース1番ホールのグリーン)。
 2Dゴルフゲームでありながら、コースの起伏も表現してたSFCの「ナムコットオープン」(「ナムコクラシック」の続編)というソフトもありましたけどね~このゲームも面白かったですね~


 3Dのゴルフゲームのほうが、リアルで面白いことは面白いんですけど、2Dなゴルフゲームも味があって面白いです。2Dのほうが、コースとボールの位置が把握しやすいということもありますけどね。

 2Dゴルフゲームも遊びたくなるんですよ(笑)