雑誌「ゲームボーイ」その2 ・ 新・携帯主義革命宣言
新・携帯主義革命宣言。勇ましい題ですけど、携帯ゲームコーナーのことです。
今現在、携帯ゲーム機として、ニンテンドーDSとPSPが発売されていますが、1993年当時、携帯ゲームといえばゲームボーイでした。
当時、任天堂から発売されていた携帯ゲーム機、ゲームボーイは、人気がかなり下火でした。この後、いわゆる”ポケモン”が発売されて、また勢いを取り戻すんですけど、この頃は、もう終わりかけてるハードだ、と言われていました。
ゲームボ-イという雑誌は、他誌であまり注目されていないソフトをよく紹介していたので、この企画は、いかにもゲームボーイらしい企画といえますね。
当時、もう一つ携帯ゲーム機がありまして、セガから発売されていたカラーの携帯ゲーム機、ゲームギアというハードがありました。(ゲームギア、めちゃくちゃ電池を食うんですよ。単三電池を6本使用するんですが、2-3時間しかもたないんですね。セガのゲーム機、メガドライブのACアダプタが使用できたので、専らACアダプタを付けて遊んでいました。中々携帯出来ないという欠点があるんですね 笑)
このゲームギア、セガハードのゲーム専門誌でも、1-2ページくらいしかソフトが紹介されない、という、ゲームマスコミから完全にソッポを向かれていたんですよ。
そこに目をつけたゲームボーイ編集部。さっそく、コーナーが出来ます。
”ゲームギア(GG)分隊”。だんだんページ数も増えてきて、特集を組んだりして、セガとべったり、な関係になってました。
ゲームギアで、セガから「ソニックドリフト」というレースゲームが発売されたんですが、セガの開発チームと、編集部のアニキ倉西さんの対決企画がありました。毎月、タイムを競う、対戦をする、という企画でした。
これは、その企画のページでのアニキ倉西さんの写真。トイレの時間を惜しんで、トイレの中でも「ソニックドリフト」を遊ぶ、という写真です(笑)。
わぁ! 前が見えてますよ! という(笑)。