オロロンラインをうろうろと | 狸力の巣

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まぁ…なんとなく作ったモノです。



最近の状況なんかを綴ってみたりしてます。

と言う訳で稚内に着いた、では…早速車借りようっと。
 
さっさと済ませれば1250着の宗谷に間に合いそうだ、ナビで…流石に南稚内の先の陸橋は厳しそう。

そもそも道知らないし…では」ナビで出ている手前の踏切は??
あ~ここで良いや、取り敢えず。
メインは折り返しで~と言う感じで

丘陵に沿って家を建てたような感じな地形と相も変わらず元気な雑草。
さて稚内発のサロベツをどこで撮ろうかな??
 
 
かつての定番の南稚内~抜海の丘陵は、鉄道敷地内を歩かず行くのは夏季は不可能に近い。
一応確認…丘陵の住宅街越えるといきなり日本海なんだ、凄い地形だな。
オロロンラインの最北端付近だね、そして作業用階段以外に上る所は無いと判断。
 

しょうがなく陸橋へ、周囲は新興住宅街だけど

良い感じのカーブで…雑草は茂りすぎ。

さてウロウロするか~とりあえず次のサロベツは天塩中川が16時頃なのでその辺りで撮らないと露出無いな。
で国道40号に出て南下…し始めたら良いペースで進んでないコレ??

調子に乗ってバイパス経由で幌延へ、この時点でサロベツより先行してるし。

結局撮影場所も何も判らないまま南下を続ける。

天気は猫の目のように変わって豊富付近では雨降ってたのに、中川町入ったら晴れてるし。
 
分からないなりに糠南付近に行きたかったけど、時間が無くなって適当に踏切脇に。

それでも晴天の下で走ってくれれば格好いいって。

後追いもね、本当に踏切で撮っただけだけど。
んでここは問寒別駅付近、一旦糠南の俯瞰を確認すれば…1430過ぎて昼めし食ってないや。
 
道内には多数あるセイコマも人が居なきゃそりゃ無理だ、しょうがなく更に10キロ弱走って

天塩中川駅に到着、木造駅舎だ~リニューアルもきれいな感じで嫌みが無い。
手前のセイコマで買っておいたもので

遅い昼飯、そして駅前のスーパーで記念入場券も。
 
さて16時過ぎのサロベツは糠南俯瞰と決めたので道中にある

歌内駅、ヨ3500だ。

 

問寒別駅…もヨ3500だ。
問寒別駅というと幌延町営軌道の印象があるんだけど

この駅から出てたの…と言う雰囲気、晴れて空が高いのは良いんだけど。
写ってる範囲にある家過ぎたらもう原野だよ。
駅前すぐにある倉庫が

雪の重みか凹型に変形して倒壊しそうな感じなのに。

 


さぁ糠南俯瞰だ、さっき空腹ながら場所は確認済。
車で付けられるのは簡単だ、そして

原野と言う感じの空間とポツンとある糠南駅、遠くに問寒別の集落も。
後は来るのを待つだけ~だったんだけど、雲がドンドン湧いてきた。

問寒別川を渡る姿、良いねぇ。

渡って左カーブで正面に見える、あとは糠南駅のカーブが…

曇った、メインの場所だったのに…そしてこの数分後に雲抜けた。
ちくしょう!!うわ~んもうやけだ~と林道を走って雄信内側へ。

まぁ林道は林道でなかなか凄い場所走ってたなぁ。

林道抜けたら直ぐに雄信内駅、最近は秘境駅で有名になってるけど。

駅舎が残存。

18年前に乗っていた普通とDE15が交換した思い出の駅。

駅前集落は廃墟だけど、本当の集落は天塩川挟んで健在…距離有りすぎるけどね。
さてもう次の列車はさっき行ったサロベツが宗谷で帰って来る迄無いな。
 
では稚内に宿確保してあるし戻ろうか~来た道戻る??
 
 

面白くないんでオロロンライン経由にしよう、道道経由で天塩の街に出る。
道の駅に寄って、オロロンラインを走ってると思しきチャリダーを見て…良いなぁ楽しそうだなぁ。

天塩川河口付近、日本海と並走して川が流れる不思議な地形。
海のように見えるけど天塩川で、その向こうの土手っぽい地形の直ぐ向こうが日本海。
 
さてオロロンラインを北上、天塩町に入る辺りから雲が抜けて夕日が綺麗に。

…何か見えるな。
風力発電用風車が並ぶオトンルイ風力発電所だそうで。

パーキングがあったんで、近づいていろいろと。

夕日に照らされて、日本離れした光景だなぁ…。
更に駐車場看板の後ろには

雲を纏いつつも利尻島が…あぁなんだろう此処凄いなぁ。
 
さらに北上を続けると視界には道路の舗装以外は人工物が見えない感じに。

利尻島は夕日によってシルエット状に。

海と道路の間には原野が…そこを車で距離感覚が無くなるように走って行く訳で。

車窓の供は利尻島、山頂が見えないのは残念だけど圧倒的な存在感。
そしてその利尻島が横から後ろになった頃に抜海付近へ到着。

慌てて抜海駅へ。
最北の木造駅舎だけど、風雪に耐えるためにかなり補強されてますねぇ。
側面側は結構残ってるね。

ホーム側は完全に木造部分が出ていていい感じ、こんな18時過ぎにわざわざ寄った理由は

宗谷が札幌目指して通過~。

振り返って木造駅舎と一緒に一枚。
うん間に合ってよかった~一日数本しかないから1本逃すとしんどいもんなぁ。

 

 

さて今度こそ稚内の街へ。
宿は稚内駅付近に確保したんでチェックイン、此処はWi-Fiないのね。
そしてまた和室、少し煙草臭い…値段する割にはなぁ~と言う印象だけど窓の外はすぐ海。
それだけでいいか、展望は良くないけど。
 

じっとしていられない性分なので、街へ向かう…疲れたし呑みたいなぁ。
一人ですっと入れそうな店を探したけど、小さな居酒屋に決めて入る…普段だとコレ入るの勇気要るなって感じの店。

お通しが良い感じだったんで外れではないと判断。

ニシンの切込みがあったんで頼む、塩っ辛いけど旨いんだコレ。

タコ刺しは安くて大きかったんで良しとしよう。
後ろの席は地元の漁師さんかな、声がでかいけどその内容は結構興味深いな。
宗八ガレイがあったんで頼む、序に国希も。

この組み合わせで千円弱はお得で美味しかった…んだけどぼちぼち出るか、長居は苦手だし客増えてきたしね。
店を出ればまだ19時過ぎ、取り敢えず

ロシア語が併記された看板見て喜ぶ。


列車はたいして来ないけど、駅自体が観光地になってるんで…明るいねぇ。
セイコマも併設されてるんで

何故かアイスを買う、そして食う…17℃位しかなくて少し肌寒くなってきたんだけど。
アイス食ってたらいい時間、稚内行の普通列車が入線してくるので

流し撮り、1面1線で頭単式な構造なのでかなり減速してくるね。
発車迄30分ほどあるので散歩、てくてく海の方へ歩いて

稚内港防波堤ドームへ、かつての稚内桟橋駅もあった場所。

夜見るとなんか古代建築みたいだなぁ…。
発車時間が近づいたので

夜見るとなんか古代建築みたいだなぁ…。
発車時間が近づいたので

無駄に明るい駅へ戻って

上り最終は幌延行、そこ迄の乗客ってどれだけ居るのか??

見送り~でまた防波堤ドームに戻る。

かつてはC5549が保存されていたんだけど、塩害で老朽化の後解体されて

墓標、しかも防波堤ドームの改修工事に伴い工事ヤードの中に。
外からなんとか見れるけどさぁ…。
それで宿に戻ればいいのに

宗谷海峡の波の音を聞いて

防波堤ドームを眺めて部屋に戻る。
呑んでから既に2時間半経ってるからって

セイコマで悪ふざけの様な買い方した…いい歳でしょもう。
 

ジンギスカン焼きそばは、あのジンギスカンのたれの味がした。
煮干しラーメンは煮干しの粉かけて…そりゃ煮干し味だわ。
 
 
まぁ共通して言えることは…2回目は無いな。
これら食いつつ飲みつつ、ラピュタ見つつ…最北端の街で何してるんだか。